こんにちは!iTeen茨木太田校です。
昨日の記事(【小中高新指導要領】プログラミング教育の現状と課題)の流れでやはり触れておくべきは、
すでに発表されている『情報Ⅰ』の共通テスト試作問題ですね。
実はプログラミングの範囲について興味深い一文があります。
『※高等学校の授業で多様なプログラミング言語が利用される~(中略)~独自の日本語表記の疑似言語としている。』
そう、ご紹介の通りプログラミング言語が多岐に渡ること、学校ごと・教科書ごとで学ぶ内容が異なるため、『一般的なプログラミング記述を日本語で組み立てたもの』が入試で用いられる可能性があるのです。
『多くのプログラミングで共通する思考を』『日本語で表す』…もうこれ、スクラッチですね。
というわけで、空所補充で出題されているプログラムをスクラッチで再現してみました。
これが、
だいたいこんな感じです。※細かいところは詰めずに見た目だけそっくりに組み上げたものですが。
事前知識なしに見ると「なんのこっちゃ!」かもしれません。しかしよく見ると『1ずつ増やす』『もし~で囲まれた範囲』など共通点がお分かりいただけると思います。
ちょっと冗長になる感は否めないですが、スクラッチはかわいい見た目に反して本当にいろいろなプログラミングの処理を再現できます。
早期にスクラッチを学ぶことで、今後の情報分野教育で優位に立てることは間違いなさそうです!
ちなみに問題内容は『プログラミングを用いた暗号文の解読』でした。
暗号やクイズが好きな子はテンションが上がる題材だったかもしれません!