iTeen那覇銘苅校です!【実話】4歳から通う小学1年生が”検定2級レベル”に到達するまで①のつづきです。【実話】4歳から通う小学1年生が”検定2級レベル”に到達するまで①
ご入会当初
はじめて手にしたマウスは、SSサイズでもD君の小さな手には大きすぎて、でもその手で一生懸命に、そして楽しそうにマウスを動かしていました。
最初の頃は、コードの場所を覚えながら、簡単なプログラムをたくさん、ゆっくり作っていきました。
スクリプトが長いと、思わず涙がこぼれた日もありました。
D君が進めやすいように「音楽の1小節のように」、コードを細かく分けて、一つひとつ丁寧に進めていきました。
疲れた日は「今日はここまで」と潔く終え、彼のやる気の“火”を絶やさないことを第一に、週1回2年間、一緒に根気強く続けました。
家では、相変わらずD君は大好きな“情報集め”に夢中のようでした。もちろん、時間制限付きです。
英語や計算、ゲームよりも色々なアプリの世界を遊ぶように学んでいたとお母様は話します。
3年目には様子が一変。
プログラムの説明そのものを理解できるようになり、サンプルコードを見ながら迷路ゲームや野球・サッカー、物語のアニメーションなど簡単なゲームですが、D君にとっては複雑で長いサンプルコードを作りだしました。
そして迎えた、入会から3年8か月目。
情報収集を楽しみ続けたおかげで文章を読む力、そして意味を理解して「自分の言葉で表現できる力」が育ってきたと感じました。
「落ちてもいいからチャレンジしたい」と何度も声をかけられ、他の生徒さんと同様に1か月間の特訓期間を経て、見事に教室内での受験条件をクリア。
ついにScratchのプログラミング検定を申込・受験の流れとなりました。
結果は…95点で合格。しかも応用のアレンジ問題は満点。
(問題1:75/80、問題2:20/20)(Certifyプログラミング検定試験scratch部門 Entry級)
試験当日、彼はニコニコと落ち着いた様子で席につき、サポートも一切いらず、自力で最後のファイル保存までやり遂げました。
その姿はもう、どこに出しても恥ずかしくない、堂々たる“挑戦者”でした。