こんにちは!iTeen茨木太田校です。
①スクラッチの続きとして②③…といきたかったところですが、まず前提として
・様々なプログラミング言語があること
・なぜたくさんあるのか
・その中から何を学ぶべきか、どうやって決めるべきか
このあたりを、順番が前後してしまいましたが⓪としてお伝えしたいと思います。
さて、『プログラミング言語』と一口に言っても、本当にいろいろな種類があります。正確なところはともかく、よく引き合いに出される数は200~300種類です。
そもそもプログラミング言語とは、平たく言うと『機械に通じる・機械に命令を出すための言語』です。我々人間が話したり書いたりする『〇〇語』を自然言語と言いますが、その中にも日本語、英語、中国語、ドイツ語…とたくさんの種類がありますよね。(ちなみにこちらは約6,800種類あるそうです。)
ただし、自然言語は様々な地域で様々な言語が用いられていることをイメージしやすいですが、プログラミング言語が多岐に渡る理由は、事情が異なります。
『何を学ぶべきか』にもつながりますが、それぞれのプログラミング言語は地域等ではなく、『用途や目的』によって使い分けられます。
今や我々の生活は、機械なしでは成り立ちません。そしてスマホにパソコンはもちろん、生活家電や自動車、あらゆる機械にプログラムが組み込まれています。
さらに例えばスマホの中にも、webサイトを動かすプログラム、アプリを動かすプログラム、クラウドサービスなどなど、様々なプログラムが入っています。
それどころか水道やガス、電気などのインフラも、ITによって制御されています。
これら無数の用途に対して、すべてを補うことのできる万能なプログラミング言語は存在しません。また、動作させることができたとしても非常に複雑であったり効率が悪い場合に、別の言語で簡略化したりすることもでき、そういった言語が目的ごとに開発されています。こうして、多種多様なプログラミング言語が使用されています。
裏を返せば、これから新しい技術が発明されるたびに新しいプログラミング言語が生み出されることもあるでしょう。
「その中で何を学べぶべきか?」は次回文章にしますが(もちろん一言でいえば正解はないわけですが)、多くの言語に共通する思考や技術はスクラッチを用いて学ぶことができます。
スクラッチを身につけ次はどんな言語に進んでいくか、わくわくしますね!