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第63回教室日記
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こんにちは。

iTeen和歌山駅前校の大野です。


今回は、「プログラミング上達に必要なもの」というテーマです。


プログラミングの上達に必要なものと言われて、皆さんは何を思い浮かべますか?

例えば、技術(スキル)、数学的知識、思考力などが挙がるかと思います。

これらはもちろん必要で、プログラミングをしながら身に付けてほしいものです。

しかし、なによりも必要なものは「根気」です。

根気こそがすべての原動力であり、根気無くしては上達につながりません。


今の実力より上を目指すためには、新しく目的に応じた技術と知識を身に付ける必要があります。

しかし、技術や知識というものは往々にして一朝一夕で身につくものではありません。

何度も繰り返し復習し、苦手なもの難しいものであろうと、それを克服していく必要があります。


一度の挑戦で諦めてしまう、苦手なことはしたくない、という心情はわからなくもないですし、できることなら楽をして技術を身に付けたいと思うのも理解できますが、そういう意識ではなかなか今の自分を超えることができません。

とは言え、子どもに限らず、常に向上心を維持し続けられるような人物はそうはいません。


根気は身に付けようとして習得する能力ではなく、何かをきっかけに自然と身に付ける能力だと思っています。その何かはどんな人や物事と出会うかで十人十色です。

プログラミングもその何かの一つであり、粘り強く続けていれば少しずつ根気が付いていきます。


プログラミングで例を挙げるなら、面白いゲームを作りたい、作ったゲームで人を楽しませたい、友達に負けないくらいの実力を付けたい、純粋に自身の腕を磨きたいなどの明確な目標の元にいつの間にか根気強くなっているものです。


つまり、プログラミング上達には根気が必要ですが、根気はプログラミングを続けることで身に付くという相互関係になっているということです。


何かを継続できることは才能であり、努力の証です。その「何か」が必ずしもプログラミングである必要はありませんが、プログラミングの実力と根気を身に付けていく生徒を見ていると、続けることの大切さを都度実感します。