やっと、、
ちょっと過ごしやすい気温になってきましたねー
けど、それに伴い、、
生徒も風邪症状でお休みや振替希望の連絡も
増えてきました。
季節の変わり目は日中と朝晩の寒暖差が大きいので
皆さんも体調管理は充分に行ってくださいね。
さて、今回は「闇バイト」の報道について思うことを。
ちょっと重たい記事になりますがお付き合いください！普通は教室の雰囲気や技術的なものを
発信する方がいいと思うんですが、子どもたちが関わる
以上、看過できない問題だと感じてます。
「闇バイト」っていう言葉もどうかとは思いますが、
それは今回置いておいて。
なぜ子どもたち（若年層）がこれに引っかかるのか。
先生が思うにこれは、今の若者の
「プロセスを考えるという思考が欠落しているから」
であると考えてます。
1つの例で説明すると、
例えば「日給10万円 段ボールを運ぶ簡単な仕事
未経験でも応募可能 日払い可」
みたいな闇求人があったとします。
（実際にあるようですが・・・）
ここからは、普通の思考で考えてもらうとわかると
思いますが、
「怪しい」
って思われる方がおそらく大半じゃないかと思います。
ではなぜ「怪しい」と感じるのか。
それは、「プロセス」を知っているから。
実はこれだけなんです。
段ボール運ぶだけなら、引っ越し屋さんや便利屋さん
使えば10万円もかからないはず。
簡単な仕事で10万円を払うくらいなら、なぜ依頼主が
なぜ自分でやらないのか。
など、イメージされたのではないでしょうか？
大半の人は、
「そんな楽な仕事はない」とか
「段ボール運び＝日給10万円なはずない」
といった今まで生きてきた中で培ってきた
経験＋相場観を持っているため、脳が「怪しい」
という信号を出しているだけなんです。
そこで今の若者はどうかというと、
「経験が乏しい＋相場観がない」なので、
そもそも「怪しい」というフィルターが正常に
働いていない状態で一歩踏み込んでしまう。
一歩踏み込むと何が起きるのか。
「心理学」を駆使して操られます。
これは冗談でもなんでもなく一部の売れる営業マンや
反社会勢力はこの「心理学」にすごく長けてます。
一歩だけでも入ってしまうと簡単に抜け出せない状況
というものを作るので、状況はどんどん悪くなる一方。
結果的に報酬もなく「捨て駒」として逮捕される。
これが「闇バイト」の現実です。
先生がここで一番お伝えしたいこと！
物事には「原因と結果」が必ず存在します。
・なぜこの結果になるのか。
・この原因はどんな結果をもたらすのか。
幼児期に子どもは純粋無垢に、
「なんで」「なんで」「どうして」・・・
と、遺伝子レベルでプロセスを掘り下げる質問を
大人に投げかけてきます。
答えに困った方もいるのではないでしょうか？
それがいつからか。特に今の若年層は
スマホやタブレットのデバイスを通じて、簡単に
情報が手に入るが故に、
子どものうちから「考える」ことを無意識に放棄して
しまっていたりします。
経験もないのに、誤った情報だけはどんどん目に入る
ので、結果として感覚がマヒしてしまっている。
幼児期の「なんでなんで病」ですが、今考えると
自己防衛本能の一部なのかなとも感じます。
大人になって、独立して、誰かの迷惑になる子どもを
育てたい親っていますか？
（いたら教えてください！）
先生も含め、殆どの親が真逆の考えなはずです。
先生がプログラミングの教育に携わって感じるのが、
プログラミングは単に技術だけの教育ではない。
ということなんです。
「なぜこのバグが出るのか」
「なぜこのコードでこの動きになるのか」
「どうやったら動きを変えられるか」
「もっと効果的なコードはないか」
など・・・
ずっと頭の中でプロセスを考える訓練をするので、
問題解決能力が身につきやすくなったりします。
プロセスを考えるクセがつけば、その他の事象にも
応用することが容易にできます。
結果的に「闇バイト」についても、「怪しい」という
正常なフィルターが働きやすくなる。
たぶん、そう考える先生は私だけではないはず。
プログラミングに携わる先生方はみんな同じ意見を
お持ちだと思います。
技術の向上だけではないですよ！
プログラミングって(^^)/
