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チーズはどこへ消えた?
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スペンサー・ジョンソン



校長に勧められて読むことにした本です。

最初タイトルを見た時は正直

「変なタイトル」と思ってしまいました(笑)


ただ、実際に読んでみると意外と面白い!

物語自体も50ページほどとそんなに長くなく、サクサクと読めちゃいました。


簡単に物語の説明をすると、二匹のネズミと二人の小人が、迷路のどこかにあるチーズを探す物語です。


この物語で出てくる「チーズ」とは

私たちが人生で求めるもの。

例えば、仕事や家族、財産、健康といったものになります。


「迷路」は

チーズを追い求める場所。

会社や、地域社会、家庭といったものです。


分かりやすく、チーズと迷路に例えてくれているので、ものすごく読みやすかったです。


登場人物には、変化を恐れるもの、変化に対して少しずつ適応しようとするもの、変化を予測し、前もって準備をするものといったそれぞれのキャラクターがいます。


おそらく誰かしらに自分が当てはまると思うので、感情移入がしやすいのではないでしょうか。


私自身、変化を恐れるものに対してものすごく感情移入してしまいました。

私も、あまり変化をしたくない。と思うところがあるからです。

できるならばずっと一緒で、安定していたい。と思うからです。


まぁ、でもなかなか上手くいきません。

この物語でも、せっかく見つけたチーズでも、いずれは無くなってしまいます。

そうなると新しいチーズを探しに行く必要があるわけです。


変化を恐れてしまうと、

「今まではこれで大丈夫だった」

「私はこのままでも大丈夫」

「私自身が変わる必要はない」

と根拠のない自信が出てきてしまいます。


それで実際に変化が起きると、対応しきれなくて後悔してしまう。ということがあります。


「自分のチーズが大切であればある程、それにしがみつきたくなる」という言葉が出てきます。


胸に突き刺さりました(笑)

心当たりがありすぎて、、、(笑)


この本を読んで思ったことは、変化は怖くない。ということ。

今この話を書いている時も、変化はしています。

常に変わり続けているんです。


一番怖いのは、変化に対応しきれず置いてけぼりになってしまうことです。


変化する。ということは、新しい可能性や新しい自分を見つけるチャンスということ。

少なからず読む前と比べて、気持ちに変化があったことを感じ取れました。


最初の一歩を踏み出すことは、正直怖いです。

やったことのないことをやる時、正解か不正解か分からない時。


不安だらけで、かなり勇気が必要です。

ただ、それでも一歩踏み出してみると、意外と拍子抜けします。


失敗してしまったのならば、反省して次に活かせばいい。

不正解だった時は、次に正解のことをすればいいだけなんです。


意外と大丈夫!

なんとかなります!


変化に対して恐れてしまっているのならば、ぜひこの本を読んでみてください。


少なからず、変化に対して前向きな気持ちになれるはずです!


この本を読んで私が感じたこと、思ったことを通ってくれている生徒様にお伝えさせて頂こうと思います。

少しでも参考になるように。



さて最後に質問です。

あなたのチーズはどこにありますか?