「強い子にしたいから助けない。
これをやると、むしろ弱くなるので要注意」
皆さんは、お子様に強く育ってほしいと思ったことはありますか?
もしあるのならば、強くなってもらうためにどんなことをしていますか?
よくあるのが、「我慢強い子にしたい」という思いから泣いていても放っておいたり、泣くことを我慢させること。
これはよく聞くと思います。
実はこの方法、逆効果になってしまうこともあるんです。
放っておいたり、我慢させたりすると安心感が得られず、逆に心が弱くなってしまうこともあるんです。
もちろん中には、強くなる子もいますが、弱くなる子強くなる子で共通するのが、「孤独である状態」に慣れてしまうこと。
どうせ助けてくれないからと、一人で抱え込んでしまうようになるんです。
はたしてこれが「我慢強い子」なんでしょうか。
もし一人で抱えきれなくなった時どうするのでしょうか。
そうならないためにはどうすればいいのでしょうか。
泣いている子の気持ちを代弁し、同じ表情で共感してあげましょう。
「悲しかったね。」
「悔しかったね。」
と泣いている子供が胸に抱えていそうな気持ちや考えを代弁してあげると、
「自分を分かってくれた」
「この人は自分を守ってくれる」
という風に安心してくれます。
そうすると、多少のことがあっても我慢ができ、思い通りにならないことがあっても上手に消化できるようになってくれます。
これが本当の意味での「我慢強い子」なんです。
先ほどあげた「我慢強い子」と大違いですよね。
一人でなんでも抱え込むような我慢強さではなく、守ってくれるという安心感を持ち、多少のことは我慢できるような我慢強さをもってもらえるようにしましょう。
大切なのは共感し、代弁してあげることです。
たったそれだけでお子様は強くなることができます。
ぜひお試しくださいませ。