「上手に人に頼ることを教える親子の会話」
皆さんは、お子様に「迷惑をかけないようにね」といった言葉をかけたことはありますか?
お子様と一緒にいる時は迷惑をかけていないか見ることができるけど、一人で習い事やお出かけをさせる時は、迷惑をかけていないか心配になることはありますよね。
もちろん、他の人に迷惑をかけないことは大事ですし、心配になる気持ちもとても分かります。
ただ、お子様に「迷惑をかけないでね」と言いすぎてしまうと、ある問題がまた起きてしまうんです。
その問題とはなんだと思いますか?
正解は「人に頼る」ということが出来なくなってしまうんです。
「迷惑をかけない」ということを意識しすぎてしまうお子様は「人に頼る」ということをしなくなってしまいます。
こうなってしまうと、一人でやるには大変なことでも、頼れないので無理をしてでも一人でやってしまうようになるんです。
人に頼ればすぐに解決できるようなことでも頼めなかったりしてしまいます。
「迷惑をかけない」ことを意識しすぎてしまうことによって起きてしまう問題です。
では、どうすれば「人に頼る」ことを知ってもらうのか。
めちゃくちゃ簡単です。
「一緒にやったからできたね!」
「お父さん、お母さんだけだったら出来なかったよ、ありがとう」
というような会話をするだけなんです!
ね?簡単でしょ?
頼ってもらえた時の嬉しさや、頼ることは迷惑をかけることじゃないことを知ってもらうんです。
そういったことは、実際に経験してもらわないと理解しづらいですからね。
上記のような簡単な会話だけでも、
「人に頼る」ことを教えることができるので、おすすめです!
もちろんiTeen西宮津門校でも、この方法を取り入れています。
分からなくても、なかなか聞くことが出来ない生徒様はいらっしゃいます。
そんな時は、講師側から生徒様自身にいろいろなことを聞くようにしています。
例えば、ゲームやアニメの話題などで、
「どのキャラが強いの?」
「どのキャラが人気なの?」というように
たくさんの質問を投げかけます。
そうすることで、聞くことは悪いことじゃない。
迷惑ではない。ということを知ってもらえるので、少しづつ質問をしてくれるようになってくれました。
もちろん最後に「〇〇君のおかけで、いろんなことが知れた!ありがとう!」というような言葉も伝えています。
たったこれだけで、「人に頼る」ということを知ってもらえるので、なかなか「人に頼ってくれなくて困っている」とお悩みの方は、ぜひこの方法をお試しくださいませ。