「『プログラミング』という言葉を聞く機会が多いけど、そもそもプログラミングって何?」
上記のようにお考えの方は多いでしょう。
小学校では2020年からプログラミングが必修化されたこともあり、「プログラミング」は大人だけでなく子供のうちから身につけるべきスキルともいえます。
今回は、そんなプログラミングについて解説します。
□プログラミングとは
「プログラミング」と聞いても、実際にどんなことができるのかは分かりにくいですよね。そこで、①「プログラム」②「プログラミング」③「プログラミング言語」に分けて、簡潔に説明します。
①「プログラム」
「プログラム」には「計画」や「予定」といった意味があり、プログラミングをするにあたっては、「コンピュータに実行してほしい一連の動作を、コンピュータが理解可能な言葉で順番に書き出したもの」を指します。
つまり、コンピュータに対する指示書です。料理で例えるところの、手順を記したレシピのようなものでもあります。
②「プログラミング」
「プログラミング」とは、「コンピュータにさせたい処理を順番に書き出す作業」を指します。「プログラムを作成すること」と言い換えることもできます。
人間の言葉をそのままコンピュータに伝えても、動かすことはできません。コンピュータが理解できるのは数字の「0」と「1」の羅列だけです。
しかし、この機械語を人間が理解するのは難しいので、人間でも機械でも理解できる言語が開発され、その言語でプログラムを作成する作業を「プログラミング」と呼んでいます。
③「プログラミング言語」とはコンピュータが読み取れる言葉
プログラミング言語には様々な種類があります。どのようなコンピュータを使うのか、どんな作業をさせるのかによって使用するプログラミング言語は異なります。
コンピュータに作業してほしい内容を、やってほしい順番どおりにプログラミング言語で書き出し、伝えることで、コンピュータは命令どおりに作動してくれます。
□プログラミングを活かせる仕事
プログラミングの技術や能力を生かせる仕事は多岐にわたります。ここでは、その一例をご紹介します。
①プログラマー
プログラム言語を用いてシステムやソフトウェアを制作するのが「プログラマー」です。
システムエンジニアがシステムやソフトウェア全体を設計し、プログラマーはそれに基づきプログラムを作っていきます。また、制作の過程で不備が見つかった場合は修正する必要があります。
②システムエンジニア
システムの設計図を作成するのが「システムエンジニア」で、「SE(エスイー)」と略されることもあります。
どのようなシステムを作り、どんなことをしたいかという要望を顧客からヒアリングし、費用や期間を算出しながら、開発を実現させるための計画を練っていきます。その上でシステムの設定を作り、プログラマーに作業の割り振りを行います。
③データサイエンティスト
IT化による通信データ量の大幅増加に伴い、従来のデータ管理システムでは対応が難しい「ビッグデータ」という言葉が一般的になりました。
「データサイエンティスト」は、このビッグデータを扱うデータ処理のプロフェッショナルです。
ビッグデータの中から必要な情報を抜き出し、分析して、経営戦略の立案やサービスの改善に向けた提案を行います。
□まとめ
今回は、プログラミングについて解説しました。
西宮校のオーナーである岡田は、9つの協会のコミュニケーション講師です。
当校では、コミュニケーション能力に特化した教育を行なっていますので、少しでも興味のある方は、ぜひ一度体験授業をご予約ください。
その他ご質問等あれば、プログラミング教室iTeen西宮津門校までお気軽にお問い合わせください。