「何をするにも効果的な予行練習という考え」
皆さんは、お子様に「これができるようになってほしいけど、なかなかできるようになってくれない!」と悩まれた経験はありませんか?
例えば、ご飯の時間になったら片付けができるようになってほしい。
これは一度は悩まれたことはあるのではないでしょうか。
遊びに夢中になっているとなかなか片付けをしてくれない。ということがあると思います。
大人はご飯の時間という場面をイメージできて、行動に移すことができますが、子供はそうはいきません。
大人よりどうしても経験不足なので、イメージすることがなかなかできないのです。
イメージができないが故に行動に移すことができません。
知らないこと。分からないこと。は大人でもイメージできませんよね。
では、どうすればイメージをしやすくなるのか。
実はめちゃくちゃ簡単で、
「予行練習」をするだけなんです。
イメージができないのなら、イメージができるようにその場面の練習をすればいいんです。
大人でも予行練習はしますよね。
それと一緒です。
ご飯の時間になっても片付けをしてくれないのならば、ご飯の時間になったら片付けをするという予行練習をすればいいのです。
ご飯を食べる時、いただきますをしてくれないなら、ご飯を食べる場面の練習をする。
これを繰り返すと、子供でもその場面のイメージができるようになり、行動に移しやすくなるんです。
iTeen西宮津門校でも、約束の時間になっても、夢中になってなかなか行動に移すことができない生徒様がいます。
そんな時は、今回ご紹介した方法を使っています。
約束の時間になった時の練習を何度か繰り返すだけで、しっかり行動に移すことができるようになってくれました。
いきなり行動に移せ!と言われてもそんなすぐにはできません。
少しづつ、習慣化していくことでできるようになっていくんです。
口だけで「やりなさい」というのではなく、見本を見せてあげるのもいいですね。
お子様と一緒に練習をしてあげましょう。
焦らなくて大丈夫です。
長い目でゆーくりできるようになるのを見守ってあげましょう。