「子供の頑張る力がグングン育つ!
自己有用感を満たす言葉」
皆さんは、「自己有用感」というものをご存知でしょうか?
似たような言葉で「自己肯定感」というものがありますよね。
自己肯定感は、自分の存在そのものを肯定する感覚に対して、
自己有用感は、
「自分は誰かの役に立っている」
「自分は必要とされている存在だ」
というように、自分がやることやできることが、誰かに求められていて、認められている感覚です。
似たような言葉でも、意味が全然違いますね。
今回は「自己有用感」についてお話をさせていただきます。
この自己有用感が無いとどうなるか分かりますか?
「自分は必要とされていないんだ」
「自分は何の役にも立たないんだ」
というようなネガティブな思考になってしまいます。
そうなると、どんな事に対しても
「頑張る力」や「諦めない力」というものがなくなるので、行動に移せなくなってしまうんです。
これは非常に良くないことなんです。
では、どうすれば自己有用感が身につくのか。
そんなに難しいことではないです。
例えばお子様に
「お手伝い頑張ってくれない?」と言ったとしましょう。
ですが、お子様はやる気や理由なく頑張ることは難しく、行動に移すことができません。
大事なのが、頑張るように促すのではなく、
「〇〇君がいてくれてよかった〜!」
「〇〇ちゃんのおかげで助かった!」
というような「自己有用感」を満たす声かけをしてあげましょう。
そうすることで、「必要とされている!」
「頑張ってよかった!」というような誰かの役に立ったという嬉しさから、
「もっと頑張ろう!」といういいサイクルに繋がっていくんです。
簡単でしょ?
子供に限らず、人は存在そのものを認められると嬉しくなるものです。
行動を褒めてあげるのももちろんですが、
「〇〇君がいてくれてよかった〜!」というように存在を認めてあげましょう。
自己有用感が満たされることで、どんな事にでもやる気を出してくれたり、頑張ってくれるようになります。
iTeen西宮津門校でも、自己肯定感や自己有用感を満たしてあげることを大切にしています。
「〇〇君のおかげで新しいことを知ることができた!ありがとう!」
「〇〇ちゃんがいてくれてよかった!」
ということを積極的に伝えさせていただいています。
どんな些細なことでもいいです。
自己有用感を満たしてあげられる言葉をかけてあげましょう。
そうすることで、きっと素敵なお子様になるはずです!