「頭も気持ちも切り替えが早い子に!
かんしゃくに効果あり」
皆さんは、お子様がなかなか気持ちを切り替えてくれない時どうしていますか?
例えば、遊んでて帰る時間になった時。
「遊び」から「帰る」に気持ちを切り替えてもらわないといけませんよね。
そんな時どうしていますか?
無理やり切り替えさせたり、なんとか違うものを提案して切り替えてもらったり。
気持ちよく切り替えられないとなかなか大変ですよね。
今回は少し時間をかける必要がありますが、お子様が気持ちを切り替えられるようになる方法をご紹介いたします。
その方法とは、遊びの中で我慢する経験を積ませてあげることです。
まず、どうして子供は気持ちをすぐに切り替えられないのか。
それは、脳の「抑制機能」というものがまだ育ってないからなんですね。
これが育ってないと、気持ちの切り替えが難しく、なかなか次の行動に移ることができません。
良くも悪くも本能に忠実なんです。
その抑制機能を鍛えるには、我慢をする経験が必要になってきます。
その経験を遊びを通して積んでもらうということなんですね。
じゃあ、どんな遊びがいいのでしょうか。
有名なのが「ストループ課題」と言われるもの。
これは、さまざまな色の名前が書かれた文字を見て答えるのですが、その書かれている文字を読むのではなく、文字の色を答えるというものです。
脳トレのゲームとかでもありますよね。
この課題では、文字をパッと読んで書いている文字を言いたい気持ちを我慢して、文字を書いている色を答えるという、別の行動をする経験を積むことができます。
大人でもやってみると意外と難しい!(笑)
お子様がやると、頭も柔らかくなってものすごいいい経験になるはずです。
「こうしたいという気持ちを我慢する」
経験を遊びの中で鍛えることで、脳の「抑制機能」が発達していきます。
すぐに効果が出る方法ではありませんので、長い目でゆっくり見てあげましょう。
大人でも楽しめる方法なので、ぜひ一緒にやってみてください。
大好きなお子様を叱るのも辛いですよね。
せっかくなら楽しく遊び感覚でできる方法でやってみましょう。
これをすることできっと素敵なお子様になるはずです。
ぜひお試しくださいませ。