「理由を聞くと叱るはキッチリ分けよう」
皆さんは、お子様を叱る時、「なんでこんなことしたの!」や「なんで話を聞けないの!」というような言い方をしたことはありませんか?
実はこれよくない叱り方なんです。
何がよくないか分かりますか?
では答え合わせしましょう。
これのよくないポイントは、「理由を聞く」と「叱る」がセットになってしまっていることなんです。
使ってしまいがちな「理由を聞く」ことと「叱る」がセットになっている言葉。
これを使ってしまうと、子供は怒られないように嘘や言い訳をしてしまうようになってしまうんです。
そんな経験はございませんか?
では、どうすればいいのでしょうか。
ものすごく簡単で、「理由を聞く」と「叱る」を分ければいいんです。
叱る時は叱るだけ。
理由を聞く時は理由を聞くだけ。
それだけです。
理由を聞く時に叱る必要はないですよね。
理由を聞くと叱るが一緒になってしまうと、子供にはどちらも伝わりにくくなってしまいます。
その結果、嘘をついたり言い訳をしたりしてしまうんです。
大人は「なんで嘘つくの!」や「なんで言い訳するの!」とさらに怒ってしまうこともあります。
よくないループですね。
iTeen西宮津門校では、まず理由を聞く事を大切にしています。
理由を聞いた上で、叱ったり注意したりしています。
少なからずそれをやった理由というものがあるので、必ず先に理由を聞くようにしています。
理由を聞いた後で叱っても遅くはありませんからね。
お子様が「嘘や言い訳が多い」と感じる方は、今回ご紹介した「理由を聞くことと叱る」ことがセットになったりしてはいませんか?
お子様が正直に言える雰囲気にはしていますか?
怒られる!と伝わってしまうと、大人でも誤魔化したくなると思います。
子供なら余計ですよね。
叱る時は叱る。
理由を聞く時は理由を聞く。
メリハリをつけてあげましょう。
正直に言えて反省出来る雰囲気にしてあげてくださいね。