「悪い子は人格否定のNGワード
注意すべきは、行動だけ」
皆さんは、お子様がよくない行動を取ったとき、どんな叱り方をしますか?
どんな言葉を使っていますか?
叱る上で絶対にしてはいけないことが何かご存知でしょうか。
今回は叱る上でしてはいけないこと。
どんな風に叱ればいいのかをご紹介いたします。
まずしてはいけないことから。
それは人格否定です。
皆さんは、「あなたは悪い子だね」というような言葉を使ってしまってはいませんか?
よくない行動をやめてもらうために使ってしまう人もいますが、これこそ良いことが何一つないよくない行動になってしまいます。
人格の否定はその人の自信を失わせてしまうもの。
デメリットしかありません。
では、どんな風に叱ればいいのか。
よくない行動を取ったのならば、そのよくない「行動」を叱ればいい。
走ったらいけないところで走ったのなら
「走ったらいけないよ」
騒いだらいけないところで騒いだら
「騒ぐのはいけないよ」
という風にした行動のみを注意してあげる。
「ここで走るのは悪い子だよ」
「騒ぐのは悪い子だよ」
という風に人格否定の言葉を入れるのはやめましょう。
これは子育てだけじゃなく大人に対しても言えることです。
相手が誰であれ人格否定の言葉だけは言わないようにしましょう。
自分が言われた時のことを考えてみると、気持ちが分かるはずです。
私自身も、人格否定の言葉を使ったことがないわけではありません。
言ってしまった時の相手の表情は今でも忘れることができません。
ものすごく後悔しました。
もちろん言われたこともあります。
言われた時はものすごく悲しいです。
だって自分そのものを否定されてるわけですからね。
いい気はしません。
悪い気だけがします。
その経験があったからこそ、今iTeen西宮津門校に通って頂いている生徒様には、決して言わないようにしています。
もちろん生徒様だけじゃなく、友達や後輩などにも言わないようにしています。
よくないことをした時は、そのしたことだけを注意する。
講師全員で大切にしています。
これをご覧になってくださっている皆さんも、相手が誰であれ人格否定の言葉だけは言わないであげてください。
よくない行動だけを注意し、それをやめることができたら目一杯褒めてあげてください。
そうすることで素敵なお子様になるはずです。
人格否定の言葉を使ってしまっているのならば今一度発言を見直して、直していきましょう。