「片付けてほしいときこそ楽しさを認める」
皆さんは、お子様にお片付けをしてほしいとき、楽しく遊んでくれているけどどうしても一度やめてほしいときにどんな風に声をかけていますか?
大体の人は「遊ぶのやめて片付けて」や「もうおしまいにしよう」「何分までね」というような声かけをしているのではないでしょうか。
私自身も、生徒様に一度遊ぶのをやめてほしいときは、こんな風に声かけをしてしまっています。
決してダメではないのですが、聞いてくれないことの方が多いです。
「遊ぶのやめてね」や「おしまいにしよう」「何分までね」というのは大人側の押し付けでしかなく、子供にはなかなか理解ができません。
ある程度意図を理解できる年齢ならばいいかもしれませんが、低学年や保育園児、幼稚園児では、なかなか大人が伝えたい意図を理解できません。
では、どんな風に声かけをしたらいいのか。
子供がやっていることに対して、あえて
「楽しそうだね!」と共感してあげた上で
「いつまでやる?」と聞いてあげましょう。
子供が夢中になって何かに取り組んでいることはとてもいいことです。
内容がどうであれ集中して取り組んでいるのですから。
それを否定する。無理やり辞めさせる。のではなく、子供に決めさせてあげましょう。
こうすることで、子供から譲歩案を出してくれるので、実行しやすくなります。
大事なのが、
「「子供にどうするか問いかけてあげること」」
可能な限り子供に決めさせてあげてください。
全て親が決めると、自分で決めることが出来なくなってしまう可能性があります。
自分で決めさせてあげることで、自分で考えて、自分で選択する力も身に付いてきます。
この方法は、ある程度大きくなった子供にも使えますし、言い回しを変えれば大人にも使うことができます。
意外と汎用性が高い方法です。
お子様がなかなか遊ぶのを辞めてくれない。
なかなか片付けをしてくれない。
ときはこの方法をぜひお試しくださいませ。
大事なのでもう一度言います。
まずは子供がしていることに共感をしてあげること。
それから「いつまでやる?」と子供に決めさせてあげましょう。
iTeen西宮津門校でも、してほしいこと以外に夢中になって取り組んでしまうこともいます。
だからといって否定はしませんが、つい「やめようね」や「何分までね」と声をかけてしまっていました。
この本を読んでからは、まずは共感からするように心がけ、自分でいつまでやるのかを決めてもらうようにしてもらっています。
このやり方だとものすごく話を聞いてくれるようになりました。
ものすごく効果的です!
iTeen西宮津門校では、西宮に住まわれている方を中心に、定期的に子育てセミナーを開催しております。
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もちろん西宮市以外に住まわれている方も大歓迎です!