「子供が自主的に取り組む手伝うねの言葉」
皆さんは、こんな経験はありませんか?
お子様に対して「はやく〇〇しなさい!」とキツく言ってしまったことは。
時間がなくて急いでる時に使ってしまいがちな言葉。
つい口にしてしまった事がある人は、意外と多いのではないでしょうか。
確かにこの言い方だと、怒られている!と思い急いで行動に移してくれるでしょう。
ただ、それはその時だけの行動で、また時間が経つとやってくれなくなってしまう可能性があります。
せっかくなので、自主的に行動してくれるようになってほしいですよね。
言い方一つで人というのは変わります。
それが大人であろうと子供であろうと関係ありません。
自主的に取り組んでくれるようになる言葉はなんだと思いますか?
それは「手伝うね」の言葉です。
本当に?と疑問に思う方もいるかもしれません。
「〇〇しなさい」
という言い方では「やらされている」や「命令されている」という気持ちの方が強くなってしまい、やりたくないのにやらされていると受け取られてしまいます。
これでもどうしても自主的に取り組めなくなってしまいます。
人というのは、「やらされている」ことや「命令」に対してはネガティブな感情を持つ生き物です。
気持ちがネガティブになってしまうと、拒否反応が出てしまい、余計にやりたくなってしまうんです。
「〇〇しなさい」
という言い方ではなく、
「〇〇手伝うからやろうね」
といった言い方の方が、自然と「主役はあなただよ」と暗に伝える事が出来るんです。
そうするとこで、「命令されたこと」「やらされていること」ではなく、
「自分の役割」という認識に変化させることで出来ます。
「自分の役割」と思ってもらえたらもう勝ちです。
使命感から自主的に取り組んでくれるようになります。
ここで大切なのが、しっかりとお手伝いをしてあげることです。
「お手伝いする」と言ったのに、手伝わないでいると「嘘つき」と反感を買い、逆効果になってしまいます。
最初の数分でもいいので、しっかりと手伝ってあげましょう。
最後にもう一度。
「〇〇しなさい」と言うのではなく、
「手伝うね」と言ってあげましょう。
「命令されたこと」ではなく
「自分の役割」という認識に変化させること。
つい言ってしまいがちな言葉ですが、時間がなくて急いでいても、一度呼吸を挟んでから声をかけてあげてください。
その場の感情で言うのだけはやめておきましょう。
なかなか行動に移してくれない。
なかなか自主的に取り組んでくれない。
そう思ったときは、今回ご紹介した
「手伝うね」の言葉を使ってみてください。
主役はお子様です。
それをしっかりお伝えしてあげてくださいませ。