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世界の頭のいい人がやっていることを1冊にまとめてみた
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「身近な目標を作る。」

皆さんは、目標を立てる時どんなことを意識していますか?

ものすごく大きくて遠い目標を立てたり、一時的な気持ちで目標を立てたりと、色々とあると思います。


今回は、おすすめしない目標の立て方とおすすめする目標の立て方をご紹介いたします。


まずは、おすすめしない目標の立て方。

先ほども記述した、遠すぎる目標や一時的な強い気持ちが動機の目標の立て方です。


例えば、試験に合格するという目標。

常に心に描くには抽象的すぎる目標になってしまいます。

人間というのは、目標が抽象的で遠すぎるとやる気を継続できなくなってしまうんです。

一度やる気がなくなると、目標達成どころじゃないですよね。


もう一つの一時的な強い気持ちで目標を立てる時も一緒です。

例えば、知り合いに「そんなこともできないの?」とバカににされたらその時は悔しくて「見返してやる!」と思うでしょう。

ただ、その「見返してやる!」の気持ちが切れるとどうでしょう。

大体の人が「もういいや」と思ってしまうのではないでしょうか?

私自身もそういった経験がありました。


思い立って行動することはとてもいいことですが、続かなければ意味がありませんよね。


となると、どんな目標の立て方がいいのでしょうか。

それは、イメージしやすい身近な目標を立てることです。

先ほども言いましたが、遠すぎる目標はイメージがしにくく、なかなか継続できません。


例えば、勉強ならば最終的な目標が「合格」であっても、身近な目標として「点数を1点でも上げる」や「昨日解けなかった問題を今日解けるようになる」といった目標の立て方をすると、頭の中でイメージしやすく、なおかつ達成しやすいのでモチベーションややる気が維持しやすくなるんです。


目標達成にするには、努力がすぐに結果として見られるようにすることが大切なんです。

結果がどんどん出れば楽しくなって、より頑張ろうと思えるようになるはずです。


「なかなか目標が達成できない、、」と思われている方。

もしかして抽象的で遠い目標を立ててしまってはいませんか?

今一度目標の立て方を見直してみてください。

身近でイメージしやすい目標を立ててみましょう。


当教室でも、前回書いたタイピング練習。

タイピングの目標の立て方も、今回ご紹介した方法で目標を立ててもらっています。


最高記録が50点の子がいきなり100点と目標立ててもなかなか達成はできません。

当教室では、1点だけ伸びた目標や1文字だけ多く打つ目標の立て方をしてもらっています。

目安としては最高記録のプラス1割以内で目標を設定してもらっています。


たかが1点たかが1文字ですが、目標達成には間違いありません。

何度も何度も目標を達成した達成感を味わってもらい、モチベーションややる気維持に繋げてもらっています。


目標達成した生徒様の笑顔はそれはもう大変素敵です。

達成しなければ見れない笑顔はとても価値があります。


まずはすぐに達成出来そうな身近な目標から立てていき、慣れてきたら少しづつ目標を大きく設定していくといいでしょう。


イメージしやすい身近な目標から立てることを意識してみてください。