「他人と競争すると散漫になり、自分と競争すると集中できる。」
皆さんは、他人と競ったことはありますか？
他人と競うことは好きですか？
他人と競った結果、何か変わったことや得られたことはありますか？
どんな人でも、一度は他人と競ったことはあるでしょう。
スポーツでも勉強でも。
今現在も競い続けてる人もいると思います。
他人と競って勝ち続けることができる人ってどれぐらいいると思いますか？
ほんの一握りでしょう。
他人と競うことはいいこともありますが、大体の人は他人を気にしてストレスを溜め、我慢をしています。
しかもそれだけ我慢して頑張ってもNo.1になれるのはたった一人だけ。
少し効率が悪いと思いませんか？
ところが、どれだけ競ってもストレスが溜まらず、気にすることなく落ち着いて集中することができる相手がいることをご存知でしょうか？
その相手とは「昨日までの自分自身」です。
他人と競うことをすると、どうしても勝ち負けや優劣をつけてしまう。
そうすると、集中することや成長することを忘れ、勝つことが目的になってしまいます。
本来の目的とは、外れてしまうことになるんです。
「勝つためには」「あの人よりできることを証明するには」
といったように悪くはありませんが、ストレスが溜まったり、結果にイライラしたりとマイナスのことが多くなってしまいます。
昨日までの自分自身と競うことで、勝ち負けを気にせず、成長することだけに集中できるようになるんです。
周りからの邪魔も入りませんしね。
自分自身との競い方は、簡単に言えば
「昨日までできなかった事を今日できるようになる」
ということです。
昨日できなかったことを今日できるようになることで、昨日までの自分自身より一つ成長できたことになります。
この方法はどんな人や職業でも関係なく行えます。
この方法のメリットとして、焦ることなく自分のペースで成長することができること。
目的を忘れなければ、決して他人と競うことは悪いことではありません。
ただ、多くの人が目的を忘れて勝ち負けや優劣だけを気にしてしまいます。
そうなると、なかなか成長はできません。
そうならないように「昨日までの自分自身」と競うことをしてみてください。
目的を忘れず、集中して成長することができます。
当教室では、毎回五分間のタイピング練習をしてもらっています。
月末に成長数を出してもらうのですが、他人の記録と比べるのではなく、「今までの自分の記録」と比べて、どれだけ伸びているのかを出してもらっています。
他人と比べてしまうと、どうしても劣等感などが生まれてしまいます。
悔しいという気持ちをバネにできるのならいいのですが、小学生のうちはなかなかそれができません。
そういった意味でも、今までの自分自身の記録と競ってもらっています。
自分自身と競うことでものすごく成長した生徒様もいます！
しっかりと自分自身と競うメリットをお伝えして、より成長できるようにお手伝いさせていただいています。
