「あなたは相手の好きな食べ物を知っていますか?」
皆さんは、ご近所の人の下の名前を知っていますか?
友人の好きな食べ物を知っていますか?
その理由を知っていますか?
意外と答えられる人は少ないのではないでしょうか?
私自身も答えられませんでした(笑)
では、ここで逆の視点になって考えてみましょう。
相手に下の名前や好きな食べ物、その理由を知ってもらえていたらどう思いますか?
多少なりとも嬉しくありませんか?
知っていてくれたこともそうですし、なにより知ろうとしてくれたことに嬉しさを感じると思います。
この質問をした理由ですが、相手のことを知ろうとする。
それはほめるためのプロセスとしてとても重要で、その人のことを好きになろう、長所を見つけようとする行為そのものだからです。
相手の好きなものを知ることは、相手と同じ世界を共有し、相手との距離をぐっと縮めてくれるんです。
その方法として、「1日に10秒でいいから、ほめたい相手のことを思い浮かべる」ことです。
ほめる所を見つけるのもそうですが、一番大切なのが相手を知ろうとする心です。
自分のことを知ろうとしてくれている。
心配してくれている。
これはすごく嬉しいことではありませんか?
相手に興味を持ち、知ろうとすることで自然とほめるポイントが見えてきます。
どんな些細なことでも大丈夫です。
1日10秒だけ相手を思い浮かべる。
それを習慣にすることでだんだんと些細なことでも気づけるようになってくるでしょう。
どうですか?
あなたは相手を知ろうとしていますか?
ただ単に自分のことを知ってほしい!と一方的な押し付けはダメですよ。
まずは相手を知ろうとしてみてください。
相手に知ろうとしくれていると伝われば、相手も自然とあなたのことを知ろうとしてくれるでしょう。