「人と比べない。昨日の自分と比べる。」
皆さんは、自分と周りの人を比べたりしたことはありますか?
比べたりした事があるなら、その時どんな気持ちになりましたか?
おそらく大体の人が、落ち込んだり、優越感に浸ったりしたのではないでしょうか。
自分と周りを比べることは、悪いことではありませんが、あまり自分の中に良い影響を与えることは少ないのではないでしょうか。
もちろん周りの人をライバル視して、「この人はこんなことが出来るから自分も出来るようになる!」というような前向きな気持ちを持つことが出来るのならば良いことでしょう。
人というのは、どうしても比べてしまう生き物ですよね。
特に自分以外と比べて、羨ましがったり、時には妬んだり。
比べることをやめることは、かなり難しいです。
では、どうすればいいのか。
比べることをやめられないのならば、比べる相手を変えればいいんです。
周りの人と比べて、いいことが少ないのならば、周りじゃなくて自分自身と比べればいいんです。
もっと詳しく言うのならば、昨日の自分、明日の自分と比べる。
これだけです。
どういう事かというと、周りの人と自分を比べても、落ち込んだり、優越感に浸ったり、羨ましがったり、妬んだりしちゃうだけなので、自分にとってプラスになることがほとんどありません。
せっかくならばいい意味で比べてあげましょう。
成長するために比べるんです。
大事なのは、自分に勝てているか、負けているかです。
昨日の自分と比べてどうなれているのか。
明日の自分と比べてどうなっていたいのか。
そういう比べ方をすれば、より成長でき、嫌な思いをすることも少なくなるはずです。
上を見ても下を見てもキリがありません。
今の自分自身の現状を見てどう成長していくのかを考えた方が自分にとってよっぽどプラスになるでしょう。
当教室でも、友達同士や生徒様同士で比べて競うことはしていません。
それをやっても無駄な上下関係や意味のない争いが出来るだけなんです。
教室でやっていることも、先ほども説明した過去の自分自身と比べ、競うことです。
例えばタイピング。
周りの人と点数や成長数で競うのでなく、自分自身の今までの記録からどれだけ伸びたのかで、記録を出してもらい比べてもらっています。
そんなふうに過去の自分の比べてどうなったか。
そして未来の自分はどうなっていたいのか。
そんなことをよく考えてもらって取り組んでもらっています。
皆さんはどうですか?
無意味に周りと比べてしまってはいませんか?
もし比べてしまっているのならば、自分にとって意味のある比べかたをしてみましょう。
それができれば、今までの自分より成長できているはずです。