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子供を伸ばす親とダメにする親の習慣
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「子供を伸ばす親は、失敗をとがめず次に活かせるように導き、ダメにする親は、しつこく責め叱責自体への怒りや反発を買う」



皆さんは、お子様や生徒様が失敗をしたときどんな対応をしていますか?


ついつい怒っちゃいますか?

それとも何も言わず許しますか?

たくさんの対応がありますよね。


今回は、お子様や生徒様が失敗をした時、子供を伸ばす親とダメにする親の対応の違いをご紹介いたします。


まず、ダメにする親から。

よくありがちなのが、失敗に対して激しく責め立てること。

ドラマとかでもよくある「なんでそんな事をするの!」と怒っている親を見たことはありませんか?


ついつい言ってしまうこともあると思います。

この怒り方は良くなくて、大人でもそうですが、失敗をすると分かっていればやりませんよね?


子供は大人に比べて経験も少ないので、何が失敗するのかが分かっていないんです。

だから「どうしてそんな事をするの!」と責め立てても「こっちが聞きたい」や「失敗するって分かってたらやらない」という気持ちになるんです。


大人と一緒です。

そこから長い時間責め立てられると、内容ではなく、責められていることに意識がむき始め、相手に対して怒りや反発心が生まれてくるようになります。


「なんでこんなに責められないといけないんだ!」と思ったはありませんか?

私自身も何回もありますし、そこからその人のことが嫌いになったこともあります。


こうなってしまっては、相手にも自分にもいいことなんかないですよね。


ではどうすればいいのか。

まず怒る時は短く。

そして気持ちを切り替えて、次はどうしたらいいのかを考えさせる。

最後に「次はうまくいくといいね」と勇気づけてあげる。


これでいいんです。

失敗を避けることなんか絶対に無理です。

失敗をしてしまった時に、次失敗しないようにするにはどうすればいいのか。 

これを考えてもらうだけでいいんです。


失敗を責め立てると、失敗を恐れて積極的に行動できなくなり、言われたことしか出来なくなる指示待ち人間になってしまう可能性があります。


失敗は悪いことではありません。

失敗から学ばないことが悪いんです。

失敗しないと見えてこないものがたくさんあります。


してしまったものはしょうがないので、次に活かせるよう一緒に考えてあげるとさらにいいですね!


当教室でも、失敗はして当たり前とお伝えさせていただいています。

新しい事をするんだから失敗はつきものです。

失敗から何を学び、失敗をどう活かすのか。

それを考えてもらう事を大切にしています。


どうですか?

失敗に対して感情的に責めてはいませんか?

もし責めてしまっているのならば、怒り方を改めてみてください。


失敗を活かすことを考えられるようになれば、今よりずっと素敵なお子様、生徒様にはなるはずです。