「あがらない人は、行動や習慣を変える。あがる人は、性格や遺伝のせいにする。」
皆さんは、人前であがらずにお話しする事はできますか?
それともものすごくあがってお話しできなくなってしまいますか?
人によって、あがり症であったりなかったり。
そこからさらに重度であったり軽度であったり。
もしあなたがあがり症ならば、そうなってしまった理由や原因は思いつきますか?
今回は、どんな人があがり症になってしまうのか。
そしてあがり症を少しでも改善するにはどうすればいいのかをご紹介いたします。
まず、あがり症の人によくあるのが、性格や遺伝のせいにしてしまうこと。
私自身もそうでした。
「こんな性格だし、、。」「性格はなかなか変えられないからあがり症は直せない」と思ってしまっていた時期もありました。
もちろん性格が一つの要因であることは間違いないです。
ただその性格になったのは、どうしてでしょう?
間違いなくあがり症になってしまうような環境で育ったからなのです。
あなたのご両親があがり症だった場合、そういう環境になってしまうので、人見知りやあがり症になってしまう可能性が高いです。
あがり症なので、人前に立つのが苦手。
子供に対しても、人前に立たせない。
目立つようなことをさせない。
ので、子供があがり症になってしまいやすくなるんです。
こればっかりは仕方がないです。
子供の頃の環境は、子供に変える事はなかなかできませんからね。
では、どうすればいいのか。
あなたが大人ならば、まずは行動や習慣を変えてみる。
例えば、今までやってこなかったことをやってみる。
あがり症の人向けの講習に出てみたり、仲のいい友達を相手に少し恥ずかしくなるようなことをしてみたり(笑)
あがり症が故にできなかった事はたくさんあると思います。
そういったことを「あがり症だから、、」でやらないのではなく、環境や習慣、そして自分を変えるためにやってみる事が大事です。
私自身も、学生の頃ものすごいあがり症で人見知りでした。
高校生のときに初めて会った友達に
「あの時のあんた本当に喋らなさすぎて面白くなかった(笑)」と言われるほどでした(笑)
それぐらいひどいあがり症だったんです。
それを誤魔化すために、初めて会った友達の前でも、ずっと携帯を触っていたもんですから、印象もものすごく悪かったでしょう。
ある時、友達にとうとう言われました。
「そのままではまずいぞ」と。
変わろうと思ったきっかけでした。
変わろうと思った私がどんなことをしたのか。あがり症なのでいきなり人前話すとかは無理でしたので、簡単な挨拶を自分からすることにしました。
今までは、してくれた挨拶に返すだけだったのを、自分から挨拶する様に意識しました。
それに慣れてきたら、あいさつに
「今日暑いね」や「元気?」といった簡単な一言を付け加えていきました。
というふうに最初は簡単なことから少しずつ自信をつけていき、どんどんレベルを上げていく。
さらに慣れてきたら接客のバイトをしたりもしました。
常に初めましての人と関わる環境に変えたんです。
そんなことをしていくと、あがり症が直ったまではいってませんが、人に教える講師の仕事が出来るぐらいまでには成長できました。
ある程度は人前で話すこともできるようなりました。
まだまだ大きいイベントごとの時には、緊張しすぎて、吐きそうになることもありますが、、(笑)
あがり症は直すことはできます。
そのためには、行動や習慣を変える。
変えなければ、あがり症のまま過ごすことになります。
もちろんすぐに直せるようなものでもありませんし、長い目でみる必要があります。
ただ、想像してみてください。
あなたが、人前で自信満々に話す姿を。
そんな姿になってみたくはありませんか?
私はなりたくて頑張っています。
まだまだ理想の姿には程遠いですが、少しでも早くなれるように努力しています。
まだまだ未熟ですが、この先の私を見ていてください。
きっと驚かせてみせます!