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LABプロファイルで人を動かす
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「方向性」


今回は、前回に引き続き、LABプロファイルについてご紹介いたします。


前回は、価値基準を聞く質問についてご紹介しました。

今回は、「大切なことは、何?」で聞いた内容を掘り下げる質問で、

「それってどうして大切なの?」といった方向性を見分ける質問についてご説明いたします。


この質問で大事なのが、「目的思考型」なのか「問題回避型」かを見分けることです。


相手の行動を動機づけるのは、

目的思考型(ゴールを設定したとき)なのか

問題回避型(落とし穴を避けるとき)なのか、

モチベーションの「方向性」を確認するためです。


例えば、習い事をさせる時。

お父様やお母様に質問として、まず「習い事をさせる上で大切にしていることは?」と聞きます。

前回ご紹介した「価値基準」を聞く質問ですね。


そこで返事が「学力を向上させたい」と返ってきたとしましょう。


そこでさらに今回の質問「それってどうして大切なんですか?」と聞きます。


「いい高校、大学に入って欲しいから」というような返事が返ってくれば、「目的思考型」という事が分かります。


「将来仕事に困って欲しくないから」というような返事ならば「問題回避型」という事が分かります。


聞き取る際のポイントは、その人の視点が「目指すべきゴール」に向かっているのか、「避けるべき事態」にフォーカスしているのかを見分けることです。


「目的思考型」の人に問題回避の言葉を投げ掛けても行動の動機づけにはなりません。

逆もまた然りです。


人を動かしたい、やる気を出してもらいたいならば、その人の方向性を知る必要があります。


方向性を知ることができれば、相手を望む方向に向かわせることもできます。

欲しい結果を得ることができるようになるのです。


前回の価値基準を聞く質問と合わせて使ってみてください。


1日の始まりに大事にお子様に聞いてみるのもいいかもしれませんね。

その日1日のモチベーションを上げることもできます。


「大切にしていること」「どうして大切にしているのか」

ぜひお試しくださいませ。