「やる気が感じられないと嘆くより、何のためにを明確にしてあげる」
皆さんはモチベーションが下がっている人や、やる気が感じられない人に対して、どんなことをしていますか?
一度下がったモチベーションを、またあげるのは難しいですよね。
そのときに、中途半端な声かけをしても、相手には伝わりません。
では、どうすればいいのか。
ただ、「頑張れ」といった声かけをしても、モチベーションというのは上がりません。
そもそもその声かけで上がるのならば、最初から下がることもなかったでしょう。
人間のエネルギーは「何のために」という目的からできています。
そして、その目的を問う質問が「なぜ〜なのか?」という問いかけです。
人間の脳は全ての問いかけに答えを出そうとします。
「なぜ〜なのか?」と問いかけると、
「なぜならば〜だからです」という答えを出してきます。
この答えが、モチベーションになるのです。
野球で例えましょう。
大体の野球をしている人は、甲子園を目指していますよね。
まずは「どうして甲子園を目指すの?」といっ質問をします。
そうすると、大体は「甲子園に行きたいから」だったり
「目標が甲子園だから」といった答えが返ってきます。
これもすごくいい答えなんですが、「甲子園に行きたいから、目指す」というのでは、これまでと変わりがありません。
さらにそこから深く掘り下げて、もっと具体的な目的を見つける必要があります。
そこで「甲子園に行ったらどうなるの?」という質問をプラスでしてあげましょう。
「新聞やテレビに取り上げられる」
「プロからスカウトがくる」
といった具体的なイメージを持つことが出来ます。
具体的なイメージが湧くと、そこに向けて新たなエネルギーも湧いてきます。
モチベーションが下がっている人には
「なぜ〜なのか?」といった問いかけをしてみましょう。
目的に対して、さらに深く目的を聞いてみる。
そうすることで、自分の中の具体的な目的、目標を再確認でき、モチベーションアップに繋げることが出来ます。
もちろん自分に対しても使えます。
常に目的を意識することで、継続的にモチベーション維持をすることも出来ます。
私も人間ですので、モチベーションが上がらない時もあります。
そんな時は、「子供が楽しめる教室」という目的を再確認し、モチベーションを上げています。
私自身が、やる気のない態度で授業をしていても、生徒は楽しんでくれるはずがありませんからね。
「子供が楽しめる教室」に出来るよう頑張っていきます!