「反省しろではなく、気持ちを切り替えろと言う」
皆さんは、大事なお子様や知り合いが失敗をしたとき、どんな声かけをしていますか?
反省をさせる?
改善点を出させる?
慰める?
いろいろな声かけがありますよね。
どれも相手のためを思ってする声かけだと思います。
今回はその声かけをより良くする方法をご紹介させていただきます。
改善点を出させることや、反省をさせることはとても大事ですよね。
ただ、それだけだと元々落ち込んでいるところに、さらにネガティブな感情が出てきてしまい、自信を無くしてしまうことになります。
そうならないためにも必要なのが、気持ちを切り替えてもらう声かけになります。
たとえば、失敗はしてしまったけど、その中で「よくできたところ」を話してもらう。
そして、次に、改善すべきところを話してもらう。
最後に次への決意を話してもらう。
よく出来たところを話してもらうことで、ネガティブな感情を切り替えてもらいます。
その上で改善点を考えてもらい、次への決意を引き出していきます。
これは、失敗した時だけじゃなく、上手くいった時にも使える方法です。
いい結果にしろ、悪い結果にしろ、結果が出た事をいつまでも引きずっていると、次にすることに影響を及ぼしてしまいます。
なるべく早くこの方法をして、気持ちを切り替えるようにしましょう。
終わったことをいつまでも考えないで、次に繋がるように気持ちを切り替えていきましょう。
当教室でも、失敗したことを引きずってしまう子はいます。
そういう子に対して、この方法を使っています。
まずはよく出来たところを考えてもらう。
次にそのよく出来たことを、もっとよくするにはを考えてもらう。
これをする事で、しっかり気持ちを切り替えて取り組んでもらえるようになりました。
大切なお子様や、知り合いに、前向きに取り組んで欲しい時この方法を試してみてください!