「出来た1割を褒めてあげる」
皆さんはお子様にどんな叱り方、褒め方をしていますか?
例えば学校のテストで50点しか取れなかった。
どうしますか?
どうして50点なのかと叱りますか?
それとも褒めてあげますか?
ご家庭によって色々違いはあると思います。
今回は、お子様を元気に、そしてやる気にさせる褒め方をご紹介します。
それは「出来た1割を褒めてあげる」ことです。
例えば、お子様に勉強を教えたとします。
10の事を教えて、1の事しか出来ない事もありますよね?
そういう時はお子様にどんなお声がけをしていますか?
「なんで出来ないの?」や
「こんな事も分からないの?」といった
言葉をかけていませんか?
大半の人は、出来た部分ではなく、出来なかった所に目が行きがちです。
その結果お子様に対して、注意や否定の言葉しか出てこなくなってしまいます。
出来ている部分もあるのに、出来ていない部分についてしか言われない。
そりゃ、元気もやる気も無くなってしまいますよね。
出来ていない部分を注意するのであれば、出来ている部分に対してもアプローチをしてあげる必要があるのです。
少なからず出来ているのですから、褒めてあげましょう。
「ここちゃんと出来ているね!」
「ここ出来るようになったね!」
という風に褒めてあげるのです。
出来ている事を褒めてあげる事で、お子様に自信がついたり、自己肯定感を高める事も出来ます。
その結果、「自分もやれば出来るんだ」
と嬉しくなって、意欲的に取り組んでくれるようになるのです。
悪い部分に目が行くのは仕方がない事です。
ただ、その中で出来ているところ、良かった所に対しても目を向けてあげて欲しいのです。
大人も一緒です。
出来ていない部分が多くても、その中の出来ていることを褒められると嬉しくなりますよね?
お子様の立場に立って、考えてみると分かりやすいと思います。
当教室でも、出来ていない部分に対しては、
「新しい課題が出来たね」といったお声がけをしています。
出来ている部分に対しては、たくさん褒めてあげる事を意識しています。
注意されるより、褒められる方が積極的に取り組んでくれるようになりますしね。
今一度、お子様に対しての叱り方、褒め方を見直してみてはいかがでしょうか?
いい所に目を向ける。
たったそれだけです!