「子どもの力を最大限伸ばしてあげたい」
多くの親御さんはこのようにお考えでしょう。
そこで、前回に引き続き、環境づくりについてお話しさせていただきます。
今回ご紹介するポイントを押さえ、お子さんの可能性をぐんぐん伸ばしてあげる環境をつくりましょう。
□子供の成長には褒め方が重要です!
皆さまご存知のように、お子さんの成長には家庭での環境が大きく影響します。
そこで、最も重要だと言えるのは、家庭での「コミュニケーション」です。
ただ話すこともコミュニケーションですが、ここでは「褒め方」についてご紹介します。
お子さんの頑張りや成績を褒める際、どのような言葉をかけていますか。
たとえば、テストで良い成績をとったとき、
A よく頑張って勉強したんだね!
B 頭がいいね!
Aの褒め方は、これまでの過程や努力を褒める言葉で、Bは才能や人格そのものを褒める言葉です。
どちらも良い褒め方のように思われるかもしれませんが、お子さんの力を最大限伸ばすには、Aの褒め方をしましょう。
理由は、たとえ今後挫折を経験しても、努力することで乗り越えようとするからです。
つまり、お子さんのプロセスを褒めてあげることで、自然と「学ぶこと」に力を入れることで困難を乗り越えられるという意識が生まれるのです。
□子どもの話を聞いてあげましょう
先ほどは声かけの仕方をご紹介しましたが、ここでは「話を聞く」コミュニケーションも重要だということをご紹介します。
なぜ、話を聞くことが重要なのでしょうか。
答えは、『プレジデントファミリー2017年秋号』の特集記事「東大生173人アンケート 学力を伸ばすたったひとつの親の習慣」の結果にあるようです。
アンケートの結果、自己肯定感の高い学生は、「親は、幼い頃からよく自分の話を聞いてくれた」と答えました。
つまり、アドバイスや否定をする、もしくは「〇〇してほしい」という親の意思をぶつけるのではなく、聞き役に徹するということが重要なのです。
その際、「〜だから…な気持ちなんだね」「何かあったのかな。話してくれる?」といった言葉をかけてあげることで、お子さんは心を開き、より密にコミュニケーションをとることができるでしょう。
□まとめ
今回ご紹介したように、日々の声かけは、目的に合わせて行うことがポイントです。
また、何度も繰り返すようですが、「日々の積み重ね」が非常に大切だということも押さえておきましょう。
日頃からお子さんとコミュニケーションをとることで、今後の成長へとつながるでしょう。
西宮校のオーナーである岡田は、9つの協会のコミュニケーション講師です。
当校では、コミュニケーション能力に特化した教育を行なっていますので、少しでも興味のある方は、ぜひ一度体験授業をご予約ください。
その他ご質問等あれば、プログラミング教室iTeen西宮津門校までお気軽にお問い合わせください。