プログラミングを学ぶと論理的思考力が身に付くといわれています。
ただ、論理的思考ってなんでしょう??
「論理的」とは辞書によると、、
1 論理に関するさま。「論理的な問題について書かれた本」
2 論理にかなっているさま。きちんと筋道を立てて考えるさま。「論理的に説明する」「論理的な頭脳の持ち主」
う〜ん。ピンときませんね。
論理的思考力とは、ひらたくいうと「モノゴトをちゃんと整理して考える力」のことです。
そしてプログラミングはまさに「モノゴトを整理すること」を最も身近に体験できるツールです。
例えば、プログラミングでゲームを作るとします。子どもたちはゲームの登場人物やアイテム、背景、ステージなどゲームを構成する1つ1つのモノを切り分けて考え、それらに対してプログラム(コード)を書いていかなければいけません。この時、主人公を1人動かすだけでも、背景をスクロールで動かしたり、敵やアイテムを出現させるように指示する必要があります。
(ファミコンのスーパーマリオをイメージして下さい。マリオが進むとコインがあったりクリボーが登場しますよね?)
この時まだ登場しない後半のボス(クッパ)は、一見関係ないように見えますが、ゲームを構成する全ての要素を考えてプログラム処理を作らなければなりません。
このように単純に思えるゲームの動き1つでもそれをパソコンの中で表現するためには、モノゴトを整理して構造的にとらえることが求められます。
これはプログラミングに限った事ではありませんが、絵を書いたり粘土で作ったりするより遥かに高度で複雑な能力が求められるということです。それができなければ思った通りに動きません。
(マリオの絵を紙に書いてヒゲを書き忘れたら書き足せばいいだけですが、プログラムの場合はそうはいきません。なぜそうなったのか原因を調べます。そしてその原因がまったく関係なさそうな箇所にあったりします。)
このように書くと「プログラミングはやっぱり難しい」と思われるかもしれません。
そうです。実際難しいです。
だからこそ、その難しい部分をいかに分かりやすく、そして子どもたちが興味を持って取り組めるかがポイントになります。
これから先の未来でプログラミングが「分かる」・「できる」ということは強みになるはずです。苦手意識を持つことなく楽しいと思えるうちにプログラミングに触れてもらいたいです。
iTeenの授業に参加した子どもたちはみんな「プログラミング楽しい!」と言ってくれます。そう思って頂けるように楽しく学べる工夫とノウハウがたくさんあります。
ご興味ある方は是非一度お越し下さい。
論理的思考ってなに??