みなさん、こんにちはこんばんは。
色々な所で夏祭りが行われていますね。
夜店に花火、、、
そう、、、あれは30年ほど前でしょうか。
夏祭りの夜、浴衣姿の明子は、
堤防で直希と花火を見上げていた。
鼓動の音が花火にまぎれて、
ふたりの距離は少しずつ近づく。
「今日、言いたいことがあるの」
明子が勇気を出して告げた想いに、
直希は照れたように笑った。
「俺も、同じこと言おうとしてた」
空に咲いた花火が、ふたりの初恋をやさしく照らした。
・・・そんな初恋は、残念ながら無かったですね。
ただの陰キャでしたから。
夏祭りで覚えてることなんて、
クラスの嫌なやつから隠れるようにして帰ったことくらい。
では、簡単に総社市倉敷市の夏の夜イベントをまとめますね。
ぜひお祭りや花火を楽しんでください。
①倉敷天領(てんりょう)夏祭り
• 開催日:7月26日(土)13:00~21:00
• 会場:倉敷中央通り、倉敷駅前、あちてらす倉敷周辺など
②倉敷名物 土曜夜市
• 日程:7月26日・8月2日(土)18:00~21:00
• 会場:JR倉敷駅前~美観地区・商店街一帯
③清流(せいりゅう)まつり
• 開催日・花火:7月26日(土)、20:30~20:50(打ち上げ約1,300発)
• 会場:高梁川清音河川敷グラウンド
④総社市民まつり 雪舟フェスタ
• 開催日:8月2日(土)16:00~21:00(雨天は3日順延)
• 花火:20:45~21:00(打ち上げ約2,500発)
• 会場:高梁川河川敷グラウンド(総社大橋北側)

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さて、ここからが本題です。
岡山発祥と言えば、皆さん何が思い浮かびますか?
海水浴、卓球(国内初)、孤児院(国内初)、点字ブロック、
カラオケボックス、塩田、「珈琲」という漢字
結構色々ありますね!
発祥という訳ではないけれど、
岡山で有名なものがありますよね。
そう!
それは!!
みんな大好き!!!
☆用☆水☆路☆
今日は、私の趣味である「用水路探索」について
少しだけご紹介させてください。

◆ 感慨深い特別な光景(灌漑だけに)
岡山県は、全国でも有数の“用水路大国”です。
大河川から引いた用水路は、
縦横無尽に張り巡らされています。
なんと、倉敷市内だけで総延長約2,000km!
これは、まっすぐ繋げば倉敷~インドの距離です。
とくに県南部(倉敷・総社・岡山エリア)は、
吉井川・旭川・高梁川の三大河川が流れる
「扇状地と干拓地の混在地域」
干拓が進められる中で、水門・排水路・給水用水路が
セットで整備されてきたという独特な歴史があります。
◆ 治水とともに歩んできた街
岡山市は「日本で最も水害リスクが高い政令指定都市」
とも言われるエリア。
同様に倉敷市もいつ豪雨災害にさらされるか分かりません。
(大昔は阿智神社周り以外は島と海だったそうです)
そのため、用水路マネジメントは農業だけでなく、
防災インフラとしても非常に重要です。
最近では、豪雨時に自動で水門を制御する
「スマート用水路」の導入も進んでいます。
自治体や施工業者ごとに用水路の形も多様性があり
私は用水路画像を見れば、中庄か倉敷か早島か総社か
しっかりと見分けることが出来ます。
何の役にも立たない特技ですが。
◆ 暮らしの中に溶け込んだ水の道
白壁の蔵と用水路(倉敷川)が一体になった町並みが、
まさに「日本の原風景」として知られている倉敷美観地区
実は、美観地区の川では釣りもOKだそうです。
ちゃんと市役所に確認しました!
ただし、実際に釣ってみると…めちゃくちゃ目立ちます。
控えめに言っても少し変な人です。
先週もインバウンドのお客さんに写真を撮られまくって、
ちょっと恥ずかしかったです。



↑これはアリオ倉敷の横の用水路
お魚たくさん。
◆ 用水路探訪を楽しむために
◉ 必需品リスト
・ライフジャケット(子ども連れの方に)
・ライト(夜間は明るいものを)
・網(ホームセンターや釣具屋に売ってるやつでOK)
・虫よけスプレー
◉ 楽しみ方のコツ
・早朝か夜20時前後がベストタイム。
・周囲に注意しつつ、必ず大人と一緒に観察してください。
・近所の用水路にも、小魚・カニ・エビがたくさんいるはず。
・池や河川と違って比較的安全ですが、十分に気を付けて。
◆ おすすめスポット(総社市)
総社市内には、安全に整備された道路沿いの用水路があり、
驚くほどたくさんの魚やカニ、エビが観察できます。
大きな魚やコイ、スッポンも普通に沢山いますよ!
今回は特別に、私のおススメスポットをご紹介しましょう。
どこも街中で、安全な小さめ用水路で、
なおかつ魚種も豊富で観察しやすい名スポットです。
(マナーを守って、短時間で切り上げましょうね)
① むらき歯科さん横

② 溝口用水路

まぁ、わざわざ総社まで行かなくても、
そこらの用水路でも生き物はいっぱいですよ!
できるだけ大河川に近い、
田んぼが多い場所がおススメです。
30m移動すれば全く環境が違うのも用水路の特徴です。
色々散歩してみてはいかがでしょうか。
◆ 捕まえるときのコツとマナー
・魚は網で追ってもなかなか捕まりません。
・用水路の壁や角に追い詰めるのがポイント。
・親子で息を合わせて挟み撃ちが一番有効です!
・触るときは、手を濡らしてから優しく。
・観察が終わったら、すぐに元の場所へ戻してあげましょう。





ちなみに私はお腹が弱いので食べませんが、
高梁川から取水したばかりの場所では、
捕れたての魚も普通に美味しい…らしいですよ。
見慣れた水路に目を向けてみると、
そこには自然と歴史が詰まっています。
あなたの町にも、きっと“凄い用水路”があるはずです。
もし機会があれば、他県の用水路の話を聞かせてくださいね。
ここまで読んでくださったあなた。
ずいぶん変わり者ですね笑
ぜんぜん関係ない話にお付き合いいただき
本当にありがとうございます。
用水路の貴公子〜漆川〜