こんにちは!北九州のプログラミング教室、iTeen小倉霧丘校の中原です。
今や私たちの生活に欠かせなくなったSNSやインターネット。
誰もが簡単に情報を発信でき、すぐに「いいね」や共感が集まる時代になりました。
でも、その反面、“本当に正しい情報かどうかを見極める力”が、これまで以上に大切になっています。
例えば、SNSで「こんな対応をされた」「子どもがこんな目にあった」といった投稿を見たとき、
つい「それはひどい!」と感情移入してしまいがちです。
しかし、そういった情報の多くは、“一部の主観”や“その人の感じ方”に基づいたもの。
事実とは異なるケースもありますし、背景や状況がわからなければ、正しい判断はできません。
実際に、私たち教育の現場でも、
一方的な思い込みや、誤解に基づいた声がSNS上で広がることがあります。
もちろん、いただいたご意見は真摯に受け止めて改善の材料にしています。
でも、声が大きい人の投稿だけが「正しい」とされてしまうのは、本当にこわいことです。
では、どうしたらいいのでしょうか?
まずは、「その情報は誰が、どんな立場で、何を目的に書いているのか?」を意識してみることです。
・これは事実?それとも感想?
・発信している人は、その場にいた?
・反対側の意見や説明はある?
・感情的な言葉だけで構成されていない?
こういった視点を持つだけでも、情報に振り回されにくくなります。
この力は、大人にも子どもにも必要です。
とくにこれからの時代を生きていく子どもたちは、「ネットの情報=真実」ではないことを、
しっかりと学んでいく必要があります。
iTeen小倉霧丘校では、
プログラミングだけでなく、「情報リテラシー(情報を正しく扱う力)」の大切さも伝えています。
「なぜそれを信じたのか?」
「違う意見はあるのか?」
そんな問いを通じて、考える力を育てることが、これからの時代に本当に求められる力です。
子どもを守るために、
そして、子どもと一緒に成長していくために。
私たち大人も、今一度「情報の見極め方」を見つめ直していけたらと思います。