皆さん、こんにちは!YumePro/iTeen北上校教室長のゆめとです。
今日は、岩手県の県立高校再編に関するニュースを見て、私なりにお話ししたいことがあります。
朝日新聞によると、岩手県教育委員会は2026年度から2035年度にかけて、県立高校を現在の59校から44~48校に減らす再編計画を発表しました。背景には、少子化による生徒数の大幅な減少があります。
例えば、金ケ崎高校は2028年度に水沢高校と統合する予定です。この計画を聞いて、「地域から高校がなくなるのは困る」「人口流出につながる」という声が多く上がっています。私も、この気持ちはとてもよくわかります。高校は学びの場であると同時に、地域の象徴でもあるからです。
でも、現実として、子どもの数は減っています。1964年には岩手県の中学校卒業者数は4万人以上いたのに、2035年には6,800人程度になる見込み。これは、もう一世代で半分近くになるということです。
そしてもう一つ、時代の変化も大きいです。
最近では、N高等学校のようなネットの高校や通信制高校に通う生徒が急増しています。理由は、「自分のペースで学びたい」「ネットを使って全国の先生や仲間とつながりたい」というニーズがあるからです。
つまり、高校に求められる役割そのものが変わりつつあるということです。
では、どうすれば「教育の質」を保ちながら「地域に高校を残す」ことができるのでしょうか?
私は、ICTを活用したサテライトキャンパス方式がカギになると思います。
統合先の高校を本校とし、地域には小規模なキャンパスを残す。週数回は対面授業、専門科目はオンラインで本校から配信する。そして、地域にしかない強みを生かしたカリキュラムを追加するんです。
例えば、金ケ崎なら…
・農業や食、工業といった地域産業を学ぶ
・プログラミングやAIなどのデジタルスキルを身につける
・地域でビジネスを生み出す起業教育にチャレンジする
こうした学びなら、地域で育っても都市に出ても通用します。そして、リモート授業を組み合わせれば、先生不足も補えます。
この仕組みがあれば、
「高校がなくなる」ではなく 「新しい形の高校が生まれる」 という発想に変わります。
県立高校も、ネット高校や通信制高校の柔軟さを取り入れ、地域に合った形にアップデートしていく時代です。
私は、プログラミング教室を運営していて、子どもたちの「地元にいても世界とつながれる」力を育てたいと思っています。だからこそ、高校教育もデジタルと地域の融合で進化できるはず。
皆さんは、こういう新しい形の高校についてどう思いますか?
「地域に高校を残す」ことと「教育の質を守る」こと、両方をかなえる道をこれからも考えたいです。
参考記事
岩手県庁「第3期県立高等学校再編計画(当初案)の公表及び意見募集(パブリック・コメント)」