皆さん、こんにちは!
YumePro/iTeen北上校 教室長のゆめとです。
今日は、北上市で起きたとてもショッキングなニュースについて、そしてそれに関連するインターネットの使い方=ネットリテラシーの大切さについてお話ししたいと思います。
北上市で高校1年生が大麻で逮捕される事件が発生
2025年6月、北上市に住む15歳の高校1年生が、自宅で大麻を所持・使用したとして逮捕されました。
この少年は「自分で吸うために買った」と供述し、その後、通っていた高校を退学処分となったとのことです。
警察によると、高校生が大麻で逮捕されるのは岩手県内で初めて。
この事件は、私たちが暮らす北上市でも薬物のリスクが身近にあることを示す、非常に深刻な出来事です。
なぜ子どもが薬物に?背景には「SNS経由の密売」も
厚生労働省によれば、近年はスマートフォンやSNSを通じて、薬物が匿名で売買されるケースが急増しています。
・X(旧Twitter)
・InstagramのDM
・匿名掲示板や暗号化メッセージアプリ
などを使い、やりとりはすべてオンラインで完結。
そして薬物は宅配便で自宅に届くという、驚くほど簡単で見えづらいルートが存在しています。
つまり、スマホを持っている人は誰でも、知らないうちに“危険な世界”とつながってしまう可能性があるのです。
大麻の「軽い気持ち」には取り返しがつかないリスク
「海外では合法らしいし」「一度くらいなら大丈夫」
…そんな声も耳にすることがありますが、大麻のリスクは決して軽いものではありません。
厚生労働省によると、大麻を使うと
・視覚・聴覚が歪む
・判断力が低下する
・幻覚や妄想が現れる
・依存症や精神疾患につながる
など、脳や心に深刻な影響を与えます。
しかも、使い続ければ「もっと強い薬物」に手を出してしまう…という悪循環になるケースもあります。
当教室で取り組むネットリテラシー教育
当教室では、プログラミングなどのITスキルだけでなく、「インターネットとの安全な付き合い方」=ネットリテラシーについても重視しています。
・SNSで知らない人から連絡がきたとき、どう対応する?
・本当に安全なサイトやアプリの見分け方は?
・「断る」勇気と「相談する」大切さって?
こういった内容を、授業の中や日常の会話の中で、しっかりと伝えていきます。
ご家庭との連携が、子どもたちを守るカギです
私たちだけでは、子どもたちを守りきれません。
日々一緒に過ごしているご家庭のサポートが、なによりも重要だと考えています。
「今日はどんなYouTuber見たの?」「最近よく流行ってるアプリは?」
そんな何気ない会話から、お子さんの興味や交友関係、気になる変化に気づけることがあります。
何か不安を感じたら、いつでもご相談ください
「ちょっと気になることがあるけど、聞いていいのかな?」
「学校にも相談しにくい…」
そんなときは、ぜひ私たち教室にもお気軽にご連絡ください!
プログラミング教室は、子どもたちが安心して通える「もう一つの居場所」であるべきだと考えています。
最後に
子どもたちが楽しく、安心して、未来につながる学びを続けられるよう、
これからも私たちはネットリテラシー教育にもしっかり取り組んでいきます。
そして、周りの大人たちが本気で子どもたちを守る姿勢を持ち続けることが、最大の抑止力になると信じています。
参考記事
NHK NEWS WEB「大麻所持と使用容疑で高校生逮捕 家裁に送致 岩手県内で初」