皆さん、こんにちは!
YumePro/iTeen北上校 教室長のゆめとです。

今回は、MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究チームが行った最新の実験を紹介しつつ、「生成AIを使うことが、私たちの脳や学びにどう影響するか?」というテーマについて一緒に考えてみたいと思います。
MITの研究でわかった「AI使用時の脳の変化」
MITの研究によると、生成AI(ChatGPTなど)を使って文章を書くとき、私たちの脳の動きは自力で考えて書くときとはまったく違うということがわかりました。
自分で書いた人は、書いた内容をしっかり覚えており、脳の活動も活発でした。
AIを使った人は、脳のつながりが弱く、記憶に残りづらくなっていました。
これは、「AIを使うと考えなくても済んでしまう」ため、脳の“働きどころ”が減ってしまうからだと考えられます。
子どもたちとAI、どう付き合うべき?
私自身、子どもたちに生成AIを完全に禁止するべきではないと考えています。
AIはとても便利なツールであり、将来大人になったときに「使いこなせる力」は必ず必要になります。でも、最初からAI任せになってしまうと、「自分で考える力」が育たないというのも事実です。
大切なのは、「頼りすぎず、適切に使う力」を育てること。
YumePro/iTeen北上校では、AIを使う際も「まずは自分で考える」「ツールに頼るのは最後」といった使い方のルールやマナーも一緒に学んでいける教室を目指しています。
夏休みの読書感想文、どうする?
まもなく夏休み。多くの子どもたちに「読書感想文」が出されます。
ここでお願いしたいのが、AIには頼らず、まずは自分の言葉で書いてみてほしいということ。
たとえ文章がうまく書けなくても、自分で考えたこと、感じたことを書いていくプロセスそのものが、思考力や表現力、記憶力を育てる最高のトレーニングになります。
もちろん、「どうしてもわからないときにヒントとして一部分にAIを使う」ことは悪いことではありませんが、それも自分で一度考えてからにしてみましょう!
最後に
AIとどう付き合っていくかは、これからの社会を生きる上でとても大切なテーマです。私たちの教室では、楽しく、正しく、未来につながるAIとの関わり方も学んでいけるように、これからも工夫していきます。
この夏、自分の言葉で「伝える」楽しさを、ぜひ感じてみてくださいね!
難しい場合は、お気軽にご相談ください!一緒に考えてみましょう!
参考記事