皆さん、こんにちは!
YumePro/iTeen北上校 教室長の佐藤夢斗(ゆめと)です。
ある高校生との会話から、どうしても書いておきたかったこと。
先日、ある高校生と話す機会がありました。(私は昼の時間、週2~3日通信制高校で講師をしています。)
そのときに言われた、ある一言が、ずっと頭から離れません。
「将来に希望が持てません。やりたいことも分からなくて…ただ不安です。」
――すごく分かります!その気持ち!
今って、周りからもネットからも情報がどんどん流れてきて、
「みんなちゃんと目標持ってるのに、自分だけ何もない」って思っちゃう時ありますよね。
でも、それってあなただけじゃないです。
正直、私も高校生のころ、ずっとそんな気持ちでいました。
だから今日は、そんな「もやもや」や「不安」に寄り添いたくて、
この記事を書いてみました。
今、少しでも心が揺れている人に届いたらうれしいです。
将来のことって、すぐに答えなんて出ないものだよね
「大学はどこに行くの?」
「将来何になりたいの?」
「そろそろ決めないと、やばいよ?」
そんな言葉を大人から言われて、焦ってしまうことありませんか?
でも、本音を言えば、
将来のことなんて、今の時点で分からなくて当然なんです。
私も高校生の頃は、やりたいことなんてよくわからなかったし、
「大学?学部?どこにいけば正しいの?」って、ずっとモヤモヤしてました。
実は、その“モヤモヤ”を感じていることこそが大切なサインなんです。
ちゃんと自分のことを考えているからこそ、不安になるんだと思います。
「正しさ」って、人の数だけあると思う
学校のテストや受験って、“正解”がひとつに決まってる世界。
でも、人生って、そうじゃないんです。
誰かにとっての正しい道が、
あなたにとっての正解とは限らない。
それなのに、「こうあるべきだ」「これが普通だ」って言葉に
がんじがらめになってしまって、
気づかないうちに自分を追い込んでしまうこと、あると思います。
そして、もうひとつ伝えたいことがあります。
「みんなと違う」ってだけで、間違いにされてしまうことがある
今の社会では、“多数派=正しい”という空気が強くあります。
「みんながそう言ってる」
「それはちょっと変わってる」
そんな言葉で、少数派の意見や個性が軽く扱われたり、否定されたりすることもある。
でも、それって本当に“間違い”なんでしょうか?
「みんなと同じであること」が安全に感じるのも分かるけど、
そこに安心しすぎると、「違うこと」や「違う人」を排除してしまう空気が生まれてしまいます。
本当は、ひとりひとりの感じ方や考え方があるはず。
それを認め合える場所こそ、私たちにとって大切だと思うんです。
焦る必要なんて、ほんとにないよ
「周りはみんな志望校決めてるのに、自分だけ…」
「推薦が決まってる友達と話すのがつらい」
「やりたい仕事なんて、ひとつも浮かばない」
そんなふうに思っている人、きっとたくさんいます。
でも、大丈夫。
やりたいことが分からない自分を、否定しなくていいんです。
今は「これかな?」と思ったことに、
少しだけ手を伸ばしてみればいい。
やってみて「違ったな」でもOK!
その経験の中から、「自分らしさ」って少しずつ見えてくるものです。
誰かに相談するって、ちょっとハードル高いよね
私はよく思います。
「相談してもいいよ」って言う大人ほど、ちょっと距離があって話しにくいって。
だから私は、“相談っぽくない相談”ができる場所をつくりたいんです。
教室に来てくれてもいいし、ただおしゃべりに来てくれてもいい。
生徒じゃなくても全然OK!(ゆったりと話したいから事前に連絡は欲しいです!)
プログラミングやらなくてもいいし、勉強の話じゃなくてもいい。
コーヒーでもジュースでも飲みながら、
「なんか最近ダルくてさ~」っていう話から始めてくれても全然大丈夫。
私自身、失敗ばっかりしてきたし、大人にめっちゃ怒られたこともある

だからこそ、話せることがあるんです。
ちょっとかっこ悪くて、恥ずかしい話だけど、
それをちゃんと話せる人でいたいと思ってます。
「こんな大人でも生きてるんだな」
って思ってもらえたら、それで十分。
最後に
この教室には、“正解”はありません。
でも、一緒に考えてくれる人がいます。
「将来が不安」
「やりたいことが見つからない」
「誰にも言えない悩みがある」
「みんなと違う自分が不安」
そんなときは、ちょっとだけ勇気を出して、ここに来てみてください♪
もしかしたら、ここが
あなたにとっての「安心できる居場所」のひとつになるかもしれません。
家族や学校の先生など身近すぎる大人にこそ話しにくいこともある。
だからこそ、“ちょっと遠いけど信頼できそうな大人”として、
私はこの教室でいつでも待っています!