いつもお世話になっております。教室長の岡田です。
当教室では、1つの学習目標としてジュニアプログラミング検定を実施しています。
プログラミング学習の成果は見えづらいですが、検定に合格するという客観的な評価を得ることで成果を確認することができます。
教室では自由にゲームを作ったり、先生のヒントを聞いて自分で考えて作りますが、検定では問題文で指示された通りに作ります。問題文を仕様書と考えれば、検定はプログラマーとしての実践経験にもなります。前者は個人開発のイメージでしょうか、どちらも作る上でとても大切です。
ジュニアプログラミング検定ですが、7月からは合格証の他にバッジが届いてます。
カバンにつけたらかわいいですね!過去に受験した生徒さんの分も本日届いたので楽しみにしていて下さい。
話がそれてしまいすみません。では、ジュニアプログラミング検定のゴールドまで受かった後はどうするの?という話をします。
ITの資格は民間資格も合わせるとたくさんあります。民間資格は特定のプログラミング言語やソフトウェアの知識や技術を問うことが多く初心者向けではありません。
有名なものだと国家試験の情報処理技術者試験があります。こちらの基本情報技術者なんかは新卒のシステムエンジニアが受験することが多く、私も最初の会社の研修中に取得しました。IT全般の知識を問うのでとても良いのですが、こちらも大学生から社会人数年目向けで小中学生向けではありません。
その間を埋めるものとして、日商プログラミング検定という資格を私はおすすめします。おすすめする理由としては
・簿記検定が有名な商工会議所が実施していて、公的資格であること
・ジュニアプログラミング検定と同じで4級から1級まであり、4級はScratchを使った試験であること
・3級は特定の技術ではなく、IT全般の知識を問うもので、前述した基本情報技術者の一部の範囲の基礎を問うような問題がでます。ここからは小中学生には正直難しいのですが、Scratchから一歩抜け出して挑戦してみることは決して無駄ではありません
・受験できる試験会場が都内でも数えるほどしかないですが、多摩境駅から徒歩10分くらいのところに試験会場があるので、当教室の生徒さんは受験しやすいです
そして、どんな試験か知るために先日4級を受験してきました。
スクラッチをオンラインで使うときの知識が問われ、そこらへんが分かりませんでした。でも合格です、よかった。
生徒さんも教室ではスクラッチをオフラインで使っているので、受験する場合はそこらへんの対策をしないとだめですね。勉強になりました。
プログラミングに関する問題はジュニアプログラミング検定のゴールドを合格していれば問題なく解ける内容でした。良い腕試しになるでしょう。
長くなりましたが、以上です。興味がある生徒さんがいたら、是非お問い合わせ下さい。
よろしくお願い致します。