こんにちは、iTeenイトーヨーカドー東久留米校です。
生徒さんとお話していると、コンピュータは計算を間違わない、人間よりかしこいというイメージを持っていることが多いです。
確かにコンピュータは膨大な量の計算を短時間で行うことができますが、本当に人間よりも賢いのでしょうか?
教室では時々以下の問題を考えてもらうことがあります。
1.次のプログラムを作成・実行
プログラムはこれだけです。
実行結果は、10秒後に「10秒になったよ!」と表示されて終了となります。
2.上のプログラムを下のように変更して実行
タイマーの時間を1ずつではなく0.1ずつ増やして、1になったら終了させるようにします。
理屈としては、変更前と同じ結果になると思いますが、どうでしょうか?
実行してみると10秒たってもプログラムは終了しないですね。
生徒さんの多くがこの結果に驚きます。先生が何か隠した別のスクリプトを動かしていると疑う子もいます(笑)。
もちろん、何もずるはしていません。
コンピュータの原理に詳しい人ならわかる理由があります。
教室では、生徒さんのレベルや学年に応じて説明を変えていますが、とりあえずわかることは、コンピュータの計算はいつも正しく、人間よりかしこいとは言い切れないことです。
上のプログラムの実行結果が納得できない人は、コンピュータについていろいろと調べてみてもいいでしょう。
夏休みの自由研究のテーマにもなるかも?