iTeen船堀校では、小学生はScratchでの学習をメインに行っています。
・Scratchとは
コードブロックをパズルのように組み合わせることで、プログラムの構造を視覚的に捉えることができる教材です。
実は、かなり高度なゲームまで制作することができます。
Scratchの学習には「習得の順番」があります。
どこからスタートし、どのような順番で学んでいくかはお子様それぞれに合わせてカリキュラムを組みますが、基礎の積み重ねがとても重要です。
今回はその一例として
「自動で三角形を描くプログラム」をご紹介します。
(およそ小学4〜5年生レベルの課題です)
■① 三角形を描こう

・100歩動かす
・左に-120度回す
120度を出すためには、
正三角形の内角が60度
180 − 60 = 120
さらに逆方向に回転するために「マイナス」を使う、
という思考が必要になります。
ここまでは学校の算数の応用で取り組めます。
■② 入力した数の多角形を自動で描けるようにする

「5」と入力したら五角形、
「8」なら八角形が描けるようにします。
この場合、
・100歩動かす
・360 ÷ 5 度回す
・これを5回繰り返す
といった考え方になります。
ここで「360度」という円の概念が登場します。
できた!! よっしゃ次!!
■③ どんな角形でも画面内に収まるようにする
もし「1000角形」と入力されたらどうなるでしょうか?
そのままでは画面からはみ出してしまいます。
そこで、
・1辺の長さを調整する
(例:500 ÷ 1000 歩動かす)
・360 ÷ 1000 度回す
・1000 回繰り返す
といった工夫をします。
できた!! よっしゃ次!!
< 頑張ってレベルを上げてくI君。最終形態までいきました!! >

■④ 画面の中央に美しく描けるようにする
さらにレベルアップすると、
・角形数によってスタート位置を調整する
といった座標の考え方が必要になります。
最終的には、
・入力した数の多角形を画面中央に自動で描き
・すべての対角線を引く
ここまでできれば500点です。
さらに、
・ランダムな多角形を中央に描き
・対角線の色を変えながら描画し
・それを繰り返す
ここまでできたら800点ですね。笑

このように、算数で習う三角形をきっかけに、
どんどん高度なプログラムへと発展させることができます。
「正三角形の内角はなぜ60度なのか」
「内角の和はなぜ180度なのか」
といった内容にも、自然と別の視点からアプローチできるのがプログラミングの魅力です。
プログラミングでできることは無限です。
難しさもありますが、それ以上に発想を広げ、挑戦し続ける楽しさがあります。
