本日お話させていただくのは、少しだけ他の子よりもゆっくりとした子でもちゃんと飛躍できるというお話です。
親にとって自分のお子様のことは色々な意味でとても心配だと思います。
それは当たり前ですよね。
勉強やコミュ力、多動や消極的だったり集中力が無いなどももちろんそうですが、学校での勉強についていけなかったりしたらとても心配なことだと思います。
船堀校でも色々なタイプのお子様が通っている中で、学校のお勉強が少し遅れている子も通ってくれています。
■勉強が大の苦手な子でもできる!
遅れているというと語弊があるかもしれませんが、学校の授業の中で、やらなければならない課題になかなか向き合うことができず、お母様もとても心配されている小学校中学年の子です。
とはいえ、とても元気でよく笑い自分の楽しみを見つけることが得意な子ですが、いわゆる学校の勉強がほとんど手に着きません。
去年の秋口からプログラミングならと船堀校に通い始めてくれました。
■どんなカリキュラムで進めるか
iTeenでは、最初の2ヵ月間は色々な適正や、好きなこと、性格などを見極める期間として「マッチング期間」というものを設けており、その状況を踏まえてカリキュラムの策定などを行っていきます。
この子はプログラミングの学習においても通常の授業形式ではほとんど効果が無いことが分かりました。
その為最初は一切のお勉強は無しでとにかくその子がやってみたいこと、面白いと思うことを見せたり、試したりすることを続けることとしました。
もちろん逐一お母様へは報告しながら決めていきました。
■待ち続けた後の飛躍
最初、単純にキャラクターを左右に動かしたり、キャラクターを歪めて面白い表情にしてみたりと、とても簡単なプログラムを約3ヵ月間行っていきました。
講師はサポートはしますがあまり余計な指導はあえて行いません。
そうすると、とあるタイミングで以前少しだけ複雑なプログラムを見せたことを覚えており、自分からそのプログラムを組み始めました。
それがその子の大きな飛躍です。
私自身も忘れているくらい前に見せたプログラムをきちんと覚えていて、自分からそれを試しはじめたのです。
この一歩はとても大きく、講師が授業形式で教えていては絶対に覚えることはなかったプログラムを、自分からチャレンジして次のステップに上っていけた瞬間だと思います。
■画一的ではないその子専用の指導
現在沢山の子を指導させていただいておりますが、画一的な指導ではなくその子にベストマッチする指導を常に模索していくことがとても大切だと感じます。
どんな子でもその子が伸びるポイントは必ずあります。
そのツボの押し方を考えていくのが講師の仕事だと思います。
同じようにお悩みの方がいらっしゃれば是非一度iTeen船堀校にお越しください。