本日は当校で学習していくプログラミングを習わせる意味についてライトな感じでイメージいただけるよう記事を書いてみたいと思います。
■Scratchで何が得られるの?
子供にプログラミングを習わせる、、と一言でいってもなかなか大人にはイメージしにくいですよね。
プログラミングを学習すると何がどういいの?と疑問を持たれるのはもっともなことです。
最も多くイメージされるのが「続けると将来プログラマーになれる?」ではないでしょうか。
もちろんその道もあります。
実際、今プログラマーとして活躍される方の多くは当校で小学生を中心に学習を行う「Scratch」から始め、JAVAやPython、C言語などの本格的なプログラミングで仕事に繋げていくといった道を選択しています。
Schratchでは主にプログラミングの基本構造が視覚的にわかりやすく学べます。
余談ですが、教室をオープンするときに余分な備品を処分しようと引き取ってくれる方を募集していた中にフランス人の若いプログラマーさんがおりました。
その方はフランス人で本社はイギリス、働く場所自体は世界中どこでもよい為日本が気に入って日本で暮らしているとのことでした。
腰の低い丁寧な青年で、引き取りにきた椅子をバスで持って帰るというので、それは大変だから車で家まで運搬してあげました。その車の中でプログラマーとなったきっかけなんかをお話しした中で、やはり最初はScratchから始めたということなんですね。
(ちなみに日本の生活で何が大変か聞いたところ「漢字」が難しくて~と言ってました。ですよねぇ、でもそのチャレンジングな精神を持つ彼を私は大好きになりました。)
話が逸れましたが、「Scratch」からプログラマーを目指すきっかけには十分なるということですね。
■プログラマーを目指さない人にプログラミングは必要?
プログラミングを学習する目的はなにもプログラマーになる為だけに必要となるわけではありません。
プログラミングで培われる能力として私が最も力を発揮すると思うものの一つに「論理的思考」があります。
よく言われるこの言葉をもう少し砕いてイメージすると、何か課題をクリアする際に、何をどのようにどうしたら一番効率よく解決できるかをいわば頭の中でチャート化する能力と言ってよいと思います。
例えば今後受験勉強を行う年齢になった時に、決めた目標に対しどのように効率よく勉強を進めていくのかが鮮明にイメージすることができる子になります。
自分でイメージできるということは人に決めてもらった勉強計画ではないということです。
つまり主体的にイメージし完全に自分の計画として遂行していくことができるようになるということです。
なので私はプログラミングの魅力をお伝えする時に学校の勉強のベースアップになるとお伝えしてますが、これは教科に関係なくものの考え方がプログラミングによって鍛えられ、教科を問わず考え方の底上げができるという意味でお伝えしてます。
■まとめ / プログラミングを習う意味
保護者様の子供にプログラミングを習わせる意味としてこう捉えていただければと思います。
プログラミングは子供の能力のベースアップとして捉える。副産物として将来プログラマーを目指す為の技術も身につけられる。
もちろん、子供はこのようなことは意識しないままプログラミング自体を楽しみながら気づいたらそのような論理的プログラム脳となっているということですね。
その他にも集中力向上やもちろんパソコンの仕組など、ITに触れていくことで現代に必要とされる知識を楽しく獲得していけることでしょう。