こんにちは、iTeenふじみ野校です！
ふだん体験に来ていただいた際や、送り迎えの際に保護者の方から
「プログラミングがどんなものか分からない...」
「子どもに質問されるけど答えられない...」
というお声をよく頂くので、
今回から定期的にプログラミングとは？Scratchとは？を分かりやすく解説していきたいと思います！
目次
プログラミングとは？いちばん基礎！順次処理の考え方 実際に動かしてみよう -ミニ課題：四角形にチャレンジ-
・プログラミングとは？
そもそもプログラミングとは何かご存じでしょうか
カンタンに言うと
「コンピュータやロボットにしてほしいことを具体的に、順序だてて命令すること」です。
ここで例を見てみましょう。
人間に命令する場合
コンピュータに命令する場合
人間だったら「ふわっとした命令」でも、
自分で考えて次に何をすればいいか予測して行動することができます。
しかしコンピュータは、「言われたこと」しかやりません。
言葉の裏にある意図をくみ取ったり、自分で考えて行動するといったことができないため、
コンピュータにお願いする際は常に具体的に正しい順番で命令する必要があり、
それこそがプログラミングというわけです。
・いちばん基礎！順次処理の考え方
今度はプログラミングのやり方・考え方をご紹介したいと思います！
順次処理とは「命令を正しい順番に実行する」ことです。
プログラミングの考え方の中では一番基本的なものになります
頭の中に「？」がたくさん浮かんでしまった方は
運動会のプログラムをイメージしていただくとわかりやすいかと思います
これは架空の運動会プログラムですが
一般的には最初にやることを上、最後にやるものを下...というふうに上から順番に書いていますよね。
この順番がごちゃごちゃになってしまったら、
例えば閉会式を最初にやってしまったら、運動会がおかしなことになってしまいます。
それと同じでプログラミングでは基本的にやってほしいことを上から順番に書いていきます。
そうすると、コンピュータは書かれていることを、書かれている順番通り上からこなしてくれます。
この考え方を「順次処理」といいます！
・実際に動かしてみよう
考え方が学べたところで、今度は実際にScratchを使ってみてみましょう！
今回の課題は「ねこに四角形をかいてもらうこと」です
四角形を書いてもらうためにはペンが必要ですね
Scratchのペン機能では、「ねこ（キャラ）が動いたところに線を引く」という機能があります。
と思った方！とてもいい考え方ですね！
しかし困ったことにScratchには「四角形に動く」という命令ブロックはありません...
ということで四角形に動くため命令を分解し「まっすぐ進み、右向きに直角に曲がる」で対応します。
ここまでをScratchで再現するとこのようになります
ペンでまっすぐな線を引きつつ、
次に進む方向をしっかり向いていますね。
この時、組み合わせたブロックが上から順番に実行されていることに注目してください
・ペンを下ろす→200ほうごく→90どみぎにまわす
どれか一つでも順番が変わってしまうと同じ結果にならないはずです！
ここまでくれば後はもう簡単です
四角形なので合計4本の線を描く必要がありますね。
ということは今組み合わせたブロックをひとまとまりとして4回繰り返し作ってあげるだけです
（※ペンをおろす ブロックは何度も使う必要はありません）
完成です！
とってもながいプログラムですが、
こんなに長くてもしっかりと上から順番に実行されています。
初めてのプログラミングはいかがでしたか？難しかったかな？
「カンタンだった！」という方に向けて最後にクイズをもう1問！
もんだい
このプログラムはブロックが合計10個使われていますが、
実は半分の5個のブロックだけでも同じ動きを再現することができます。どうすればいいでしょう！
問題の解説は次回記事でご紹介しますのでお楽しみに！
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