皆さん、こんにちは!教室長の椎葉です!
今日は、ニュースなどでもよく耳にするAI(人工知能)について、そして、そのAIがこれから社会にどう関わっていくのか、お子さんたちが将来をどう生きていくのか、というお話をしたいと思います。
ちょっと難しい話に聞こえるかもしれませんが、ご安心ください。大切なポイントを絞ってお伝えしますね。
AIが変える「お仕事」の未来
AIの技術は、私たちの想像以上に速く進化しています。例えば、昔は電話の取り次ぎをする「電話交換手」というお仕事がありましたが、自動化されてなくなりました。これと同じようなことが、AIによってこれからたくさんのお仕事で起こると言われています。
例えば、
・ウェブサイトを作る
・音楽やアニメーションを作る
・会社での事務作業(書類の整理やデータ入力など)
これらが、AIを使うと誰でも簡単にできるようになってきています。つまり、これまで人が時間をかけて学んできた専門的なスキルが、AIに置き換えられる可能性があるということです。
AIにできないこと、人間にしかできないこと
では、AIがこんなに賢くなると、私たち人間は何をすればいいのでしょうか?
将棋の世界では、AIがプロの棋士よりも強くなりました。でも、将棋という文化自体はなくなっていませんよね。これは、人間が「人間同士の勝負」を楽しんだり、応援したりするからです。
AIは、私たち人間のように感情を持つことはできません。AIは、たくさんのデータをもとに「こうすればいいよ」と提案してくれますが、「なんでこれが面白いんだろう?」「これをやってみたらどうなるだろう?」とワクワクしたり、想像を膨らませたりするのは、私たち人間にしかできないことなんです。
有名な実業家から知ったお話ですが、オリンピックが良い例です。
昔は、生活に役立つ能力(例えば狩りの技術など)を競っていましたが、今のオリンピックは、直接生活には役立たないスポーツを、みんなで楽しむ「お祭り」ですよね。AI時代には、このように「人間が楽しむこと」や「夢中になること」が、ますます大切になります。
「物語を信じる力」が子どもたちの未来を拓く
少し難しい話になりますが、私たちは「日本人である」とか「この会社の一員だ」というような、目には見えないけれど多くの人が信じている「物語」の中で生きています。この「物語を信じる力」こそが、感動したり、みんなで協力したりする、私たち人間の素晴らしい力なんです。AIは、このような人間の「妄想力」や「信じる力」を持っていません。
これからの社会で子どもたちに必要な力
AIがどんどん進化していく中で、私たち大人が子どもたちに教えてあげられることは何でしょうか?
それは、「好きなこと」や「夢中になれること」を見つけて、それをとことん追求する大切さです。
AIが簡単な作業をしてくれるようになるので、私たちはもっと「面白いこと」や「楽しいこと」に時間を使えるようになります。スポーツや芸術、ゲーム、どんなことでも構いません。子どもたちが心から楽しめることを見つける手助けをしてあげてください。
そして、AIは言葉の壁をなくしてくれる可能性も秘めています。そうなれば、世界中の人たちと一緒に、面白いことを生み出したり、新しいことに挑戦したりするチャンスがどんどん増えていきます。
AIの進化は決して怖いものではなく、子どもたちが「自分らしく、楽しく生きる」ための大きなチャンスを与えてくれます。
iTeen秋田保戸野校では、ゲーム開発やアニメーションを作成する過程で、AIやプログラミングを学びながら子供たちの想像力を高めています。
無料体験授業はいつでも受け付けています。
たくさんの子供たちとたくさんの面白いを創っていければと思いますので、いつでも気軽にご予約ください。長文でしたが、ここまで閲覧してくださりありがとうございました。