こんにちは! iTeen六町校教室長の安信です。
当校に通うある小学5年生の生徒は、スクラッチでのゲーム制作をマスターし、次のステップとしてAIやデータ解析、ホームページ制作など、色んなこと出来る最も人気が高いプログラミング言語「Python」の学習をしています。
そんな生徒との授業での一コマ。
【問題】
健太君が遊園地に行きました。健太君が選んだアトラクションの名前が「Play」という変数に入力されます。健太君が選んだアトラクションが「お化けやしき」なら「こわかった」と表示され、別のアトラクションだったら「楽しかった」と表示してください。
この問題は条件分岐をつかったプログラムの問題で「if else文」を理解しているかを問われる問題です。生徒は「う~~~ん」と悩みながら解答しますが、どこかでエラーが出てしまいます。そこで、私から「スクラッチを使って考えてみよう。」と提案しました。
スクラッチは、ブロックを組んでプログラムを組むビジュアルプログラミング言語でとても分かりやすいです。その時の授業の様子が下の写真です。
先生の解説を基にスクラッチで組んでみました。
そして、Pythonでもプログラムを組んでみると、問題なく「こわかった」が出力されました。
その生徒は、マスターしたスクラッチで一度考え、その後Pyhtonに置き換えることで問題を解くことができ、すっと腹落ちした感じでした。
その後の問題もif else文の出題が続きましたが、全問正解することができました。
スクラッチは楽しいゲームを簡単に作れることができる素晴らしいソフトですが、今回のようにスクラッチを通してプロのエンジニアが扱うPythonの構文の考え方やコードの書き方が自然と身に付きます。
「スクラッチやっててよかった!」という生徒の喜びは生徒の財産ですし、私にとっての宝物です。
プログラミングの入門から、より実践的なプログラミング言語まで、幅広い知識を身に着けて頂きたい、それがiTeen六町校の信念です。
『遊びの中に学びがある』
プログラミングを楽しもう!!!